吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。8月20日(土)の放送では、「椛島氷菓」の椛島杏奈(かばしま・あんな)さんに、福岡産の農産物を贅沢に使った「アイスキャンディ」についてお話を伺いました。
アイスキャンディのフレーバーは15種類以上!
福岡県柳川市で農業を営む、「杏里(あんり)ファーム」。
この農園が別事業部として手がけているのが、アイスの製造です。なかでも、ひと際人気なのが、アイスキャンディ。レトロなパッケージが目を引きます。
アイスづくりを一手に担うのは、農園が設立した、アイス製造に特化した会社、椛島氷菓。
自家栽培のマンゴーをはじめ、地元・福岡産の農産物を中心に、15種類以上のフレーバーをつくっています。
自家栽培のマンゴーもアイスに
心を込めて育てた野菜や果物のなかには、そのままでは出荷できない、規格外のものがあります。
それを何か別の形にできないだろうかと考え、辿り着いたのがアイスだったと言います。
発端は、出荷できないドラゴンフルーツの存在でした。それを活用して何か作れないかと、試行錯誤のうえ、最初につくったのがジェラートでした。
ジェラートは好評を博したものの、その後、売り上げに苦戦。そこで、友人のアドバイスもあり、アイスキャンディの製造に着手したところ、徐々に口コミが広がっていき、現在は全国に展開。評判を呼んでいます。
口コミで広がった椛島氷菓のアイス
小さなアイス製造機を使って、手作業でつくるところからスタートした椛島氷菓のアイス。
大きな工場を構えたいま、椛島さんは「生産者として、市場に出荷するだけではなくて、その先にいる消費者の方が、どのような反応をして食べてくださるのかとか、自分たちで作ったものをどういうふうに販売するかを決めていきたい……そんな思いがありました」と語ります。
袋に描かれた「カバ」のキャラクターがトレードマークのアイスキャンディ。
「子どもたちもですが、大人も喜んでくださるんですよね。“柳川”という文字が袋に印刷されているんですが、それを地方で見かけたときに、喜んでくださるお客さまのお声が一番うれしいですね」
目を引くレトロでかわいいパッケージ
香料や着色料を使わず、果物をたっぷり使った農家が手がけるアイスキャンディは、全国の人々を笑顔にする柳川発のブランドです。
人気のフレーバーは福岡名産、いちごの「あまおう」だそうですよ。
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聴取期限 2022年8月28日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/