東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦さん
お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。
8月6日(土)放送のお客様は、東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス・谷中敦さん。ここでは、メンバー間の結束力を高める“終わりの会”について語りました。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」8月6日(土)放送ゲスト:東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦さん
1966年生まれ、東京都出身の谷中さん。東京スカパラダイスオーケストラのメンバーとして、1989年にデビュー。翌年、シングル「MONSTER ROCK」、アルバム『スカパラ登場』でメジャー進出を果たします。2001年からはゲストボーカルを迎え入れる「歌モノ」シリーズが始まり、谷中さんは作詞も担当しています。
7月27日(水)には音楽ユニット・YOASOBIのikuraさんこと、幾田りらさんをゲストボーカルに迎えた新曲「Free Free Free feat.幾田りら」をリリース。作曲はNARGOさん(トランペット)、作詞は谷中さんが担当しています。
◆「“終わりの会”のおかげで、保てている部分はあるなって」
川島:驚いたのですが、東京スカパラダイスオーケストラにはメンバーが9人いて、リーダーがいない。
谷中:いませんね。
川島:決めたことはないんですか?
谷中:一時期は「リーダーを決めよう」って言ってました。月替わりのリーダーとかもやってましたね(笑)。
川島:当番(笑)! 日直みたいな感じですね。
谷中:結局、(リーダーは)雑用みたいな感じになっちゃうんですよね。「いろんな交渉をしながらメンバーの不満を聞きます!」みたいな。デビュー当時は、お金の管理もすることがありました。面倒くさくなるし、いずれ(自分が)潰れちゃいますよね。
川島:うんうん。
谷中:リーダーなしでやるようになってからのほうが、うまくいきましたね。それぞれの得意なことを、それぞれの持ち場でしっかりやるというか。リハの進行はこの人、取材は僕がやります、みたいな感じです。
川島:へええ! 仕事が自然に分かれていったんですね。
谷中:そうですね。そのほうが良かったです。
川島:9人の意見が分かれたときは、どうやって決めるんですか?
谷中:むっちゃしゃべりますよ。むちゃくちゃ盛り上がったライブの後とかでも、片付けが終わってから「じゃあ、終わりの会をやります」って(笑)。
川島:終わりの会をやっているんですか(笑)!?
谷中:必ずやっていますよ。
川島:えー! スタッフさんもですか?
谷中:はい。そこで情報共有ができれば、みんなとのズレがなくなるんですよ。だいたい揉めるのって「俺、聞いてないよ!」のパターンなんですよ。
川島:たしかに。
谷中:聞いてないって寂しいじゃないですか。話が勝手に進んでいるってことでもあるし。そうなると疑心暗鬼になっちゃいますよね。「俺の知らないところで動いてる案件があるの……?」って。
川島:そりゃあ9人もいたらね。
谷中:そうなると、けっこう不健康なんですよね。みんなでミーティングするようになってからはズレが減って良くなりました。面倒くさくて大変ですけどね。
川島:ライブが終わってからすぐに打ち上げに行きたいですよね。
谷中:そうそう。すぐに帰りたい人もいるし。だけどみんな、じっと待ってる(笑)。
川島:ぶつくさ言いながらも終わりの会をするんですね(笑)。
谷中:大事なことですね。そのおかげで保てている部分はあるなって思っています。
次回8月20日(土)の放送もお楽しみに!
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聴取期限 2022年8月14日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/