シンガーソングライターの向井太一さんが、5月25日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。10代のころや、5月11日リリースのニューアルバム『ANTIDOTE』について、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭の質問に答えました。
こもり校長:向井先生は、10代のころはどんな生徒でしたか?
向井:本当におとなしくて、教室から一切出なかったですね。もともと漫画家になりたくて、小学校では漫画研究クラブにいて、中学校では美術部にいました。
ぺえ教頭:へぇ~。
向井:まさか高校から、音楽を始めるという。すごくおとなしかったです。
こもり校長:芸術みたいなところでは、似ている部分もありますが……(笑)。
向井:たしかに(笑)。でも、いまだに漫画喫茶にはよく行くんですよ。
ぺえ教頭:じゃあ、絵を描くのも得意なんですか?
向井:それが……途中で才能がないのに気づいて。もう1個好きなことが、音楽だったっていう感じですね。
――ニューアルバム『ANTIDOTE』は「未来を見据えた作品」
こもり校長:向井先生は、5月11日に5枚目のアルバム『ANTIDOTE』をリリース。おめでとうございます!
向井:ありがとうございます!
こもり校長:アルバムのタイトル『ANTIDOTE』とは、“解毒剤”という意味です。なんで、このタイトルにしようと思われたんですか?
向井:アルバムを作るときに、最初にサウンド面のコンセプトから決めていて。聴いた人たちが、思わず踊ったり盛り上がったりするようなサウンドを作りたくて。
ぺえ教頭:うんうん。
向井:今ってライブをしていても声が出せなかったりして、100%楽しめない世の中だからこそ、そういう作品がみんな心を軽くすればいいなと思って、この“解毒剤”というタイトルを付けました。
ぺえ教頭:でも私は、向井先生と話しているだけで毒素が抜けていくわ。
こもり校長:そんな感じあるよね~。
向井:ありがとうございます(笑)。
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こもり校長:このアルバムには11曲が収録されていますが、その中には僕の先輩(※)でもあるCrazyBoyさんが客演に入った曲(先行配信された「99’ feat. CrazyBoy」)もあって。これは、どういう経緯で?
向井:もともと、プロデューサーの方とソロの曲として作っていたんです。パーティチューンなんですけど、もっとアッパーなバイブスを高めてくれるラッパーがほしいってなって。当時、ELLY(CrazyBoy)さんの曲を出がけていたというのもあって「CrazyBoyどうかな?」という話があって。
こもり校長:はぁ~!
向井:僕からしたらテレビの中の人だったので、「逆にいいんですか?」みたいな(笑)。その鶴の一声で、ご一緒することになりました。
こもり校長:すごいなぁ~。その曲では、初のダンスにもチャレンジされているそうですね。
向井:恥ずかしながら……(笑)。いままでは、事務所にやんわりNGを出していたんですけど。もともとは陰キャだったので(笑)。音楽は好きなので、クラブに行ってノるみたいなことはあったんですけど、振り付けで踊るというのはいままでやったことがなくて……。自分の恥ずかしい部分を見られたくなかったんですけど、それもプロデューサーの「踊ればいいじゃん」の一言で(笑)。そこからレッスンが始まって。
ぺえ教頭:へ~。
向井:まさか、CrazyBoyさんの曲で初めて踊るなんて、僕も思わなかったので……直前までめちゃくちゃ緊張しながら準備していましたね。
こもり校長:またうちの先輩はダンスがうまいんで(笑)、その緊張感がありますよね。新しい切り口の表現方法だったと思いますが、踊ってみてどうでしたか?
向井:めちゃくちゃ楽しかったです。「つらい」と思ったことは一回もなくて。新しいことで楽しかったというのもあるし、今後の曲の作り方が変わるなと思いました。ダンスという新しい見せ方ができたら、今後テイストの違う曲もやってみたいなと思うようになりました。
こもり校長:今回のアルバムは11曲入りで、いまの向井先生のすべてが詰まっているとは思いますが、このアルバムに込められた思いみたいなものはありますか?
向井:いままでの作品はどちらかというと、そのときのリアルな感情とか、感じている憤りとか、いまの世の中の状況みたいなものをぶつけた作品だったんです。でも今回の『ANTIDOTE』は、未来を見据えた作品になっています。ある意味時代錯誤なメッセージなんだけど、「それがワクワクするよね」「みんなこういうのを待ってたよね」と言ってくれるような作品になっていればいいなと思っています。
※GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーであるこもり校長は、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのELLY(CrazyBoy)さんの後輩
――ここで、「Special Seat」(アルバム1曲目に収録)オンエア
こもり校長:(楽曲を聴いて)なんかこう……透き通ってはいるんだけど、その中にエネルギーとパワフルさがあって。聴いていて心地いいし、バランス感のある楽曲だなと思いました。
ぺえ教頭:この曲、すっごいかっこいいね。私も普段陰キャだけど、ノっちゃった(笑)。おしゃべりしていると、こんなにかわいいのにね。
向井:ありがとうございます(笑)。ギャップがあるらしいです。最初、実際の自分の姿と、歌っている人が別々という噂が広まっていて……(笑)。
こもり校長:(笑)。
ぺえ教頭:本当に! ギャップがありすぎて、そのぐらいのインパクトだった!
向井:ちゃんと自分で歌ってます!(笑)。
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向井太一さんは、6月18日(土)に東京都・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、『Release Live -ANTIDOTE-』を開催。向井さんは、「ライブがすごく少なくなったので、早くみんなの前に出たい。アルバムに込めた思いとかを120%出したいです」と話していました。詳細は
オフィシャルサイト まで。
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聴取期限 2022年6月2日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/