吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。9月4日(土)の放送では、「ハンドスタンプアートプロジェクト」代表の横山万里子(よこやま・まりこ)さんに、「ハンドスタンプアートプロジェクト」についてお話を伺いました。
6,000人の手形で彩った“ひまわりの花”
東京芸術劇場で展示中のアート。それは、6,000人の手形が作る“ひまわりの花”です。
手がけているのは、障がいを抱える子どものお母さんたち。3人の雑談がきっかけとなってスタートしたのが「ハンドスタンプアートプロジェクト」。
“子どもたちの手形(ハンドスタンプ)を集めて、世界一大きなアートを作る”
そんな思いに共感した仲間の輪が広がって、7年で14万人の手形が集まりました。
子どもたちの手形を集めて、世界一大きなアートを!
「もともと、病気や障がいを抱える子どもたち、誰しもができることはないかという発想から手形を選んだんですね。2013年に活動をスタートして、2020年の終わりの時点で、14万612枚の手形が集まりました。最初は、3人のお母さんからスタートしたんですが、その活動に共感していただいた方が参加してくれて、世界中の子どもたちの手形が届きました」と横山さん。
今回の展示は、集まった手形のなかから6,000枚で製作したひまわり。
それを見て、「元気をもらった」という声がたくさん寄せられたと語る横山さん。一つひとつにいろいろな思いが込められた子どもたちの手形が、多くの人を元気にする力になっていると感じています。
「病院から出られない子どもや、自分では絵を描いたりできないお子さんが押した手形で、みんながつながって大きな絵になったことを、すごくうれしく感じている子がたくさんいます。手形をひとつ押すことも大変な子どもたちも、チャレンジしてくれました。いまは空の上にいる子どもたちも、手形が残っているから参加できるんです。14万人、それぞれの思いが集まったんだなぁと感じています」
たくさんの子どもたちが笑顔に
プロジェクトの次の目標は、14万枚。すべての手形で大きな1枚の絵を作って、いろいろな形で見られるようにすること。
小さな手形でも、たくさんの人の手と手がつながれば大きな絵になり、それは大きな力になると横山さんは考えています。
「東京芸術劇場」で9月12日(日)まで展示中
世界中の子どもたちの手形を咲かせた「ひまわり」のアート「東京芸術劇場」での展示は、9月12日(日)までとなっています。
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聴取期限 2021年9月12日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/