お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。
今回の放送のお客様は、シンガーソングライターのカジヒデキさん。4月13日(水)に新曲「APRIL FOOL」を配信リリースし、セカンドアルバム『TEA』の初アナログ盤を5月18日(水)にリリースしたカジさんが、“マイブーム”を語りました。
カジヒデキさん
1967年生まれ、千葉県出身のカジヒデキさん。1986年、ゴシック・ロックバンド・Neurotic Doll(ニウロティック・ドール)にベーシストとして加入し、本格的に音楽活動をスタート。1987年にフリッパーズ・ギターの前身バンド、ロリポップ・ソニックのライブを観て影響を受け、Neurotic Dollを脱退。1989年にネオアコースティック・バンド、BRIDGEを結成。バンド解散後、1996年に“カジヒデキ”名義でソロデビューし、「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~」など数々の名曲を生み出し、90年代後半の渋谷系を牽引。2008年には映画「デトロイト・メタル・シティ」の音楽を担当し、主題歌「甘い恋人」がヒット。2012年3月に自身のレーベル「BLUE BOYS CLUB」を立ち上げ、コンスタントにアルバムを発表しています。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」4月30日(土)放送ゲスト:カジヒデキさん
◆カセットテープならではの魅力を語り合う
川島:カジさんが最近ハマっているものについてお聞きしたいです。マイブームはありますか?
カジ:最近、ラジカセを買ったんですよ(笑)。
川島:ラジカセ!
カジ:CDとカセットテープとラジオが聴けます。自宅にカセットを聴けるものはあったんですけど、持ち運びができるラジカセがほしくなったんですよ。
川島:取っ手が付いているタイプですね? そのラジカセは、最近発売されたものですか?
カジ:そうです。ここ5年ぐらいで、若い子とかのあいだでカセットテープがブームになっているんですよ。需要があるからか、デザインがかわいいものもあったりするんですよ。真っ白なラジカセを買いました。
川島:へええ!
カジ:そのラジカセで自分のテープを聴いています。20~30年前のやつとか。
川島:音ってまだ出るものなんですか?
カジ:出るんですよ。(僕のファーストアルバム)『ミニ・スカート』や(セカンドアルバム)『TEA』を制作したときの音源があって、「〇〇風にやります!」みたいに言って録ったデモを聴いたりしています(笑)。楽曲のブラッシュアップをするために、自分の記録用に録ったものです。
川島:へええ! いいですねえ。当時の空気感なども入っていたりするんですよね。
カジ:そう! それがいいんですよね。自然音というか。犬の鳴き声が入っていたりしてね(笑)。
川島:録音はラジカセの前でやっていたんですか?
カジ:そうです。聴いているとすごくキュンとした気持ちになります。
川島:いいなあ。
カジ:自分や友だちが作った編集テープをなんとなく聴いていると、すごく新鮮な気持ちになるんですよ。
川島:いいですねえ。次に実家に帰ったときに探してみよう。
カジ:うんうん。
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次回5月21日(土)のお客様は、シンガーソングライターの岡崎体育さんです。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/