本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。今回の放送では、会議テーマ「若さゆえ!案件〜職場の若手事件簿〜」と題し、全国のリスナー社員からメッセージを募りました。数多く寄せられたエピソードのなかから、その一部を紹介します。
※写真はイメージです
神奈川県 45歳 女性
新卒で住宅メーカーの営業部に配属になったときの話です。当時は、社員の方々の立替費用や交際費などの処理をおこなっていたのですが、ある日、強面の設計部長が「今日使いたいから、すぐに出して欲しい」と前借りを依頼して来ました。“前借りをする場合は必ず3日前まで”と教わっていた私は、恐る恐る「ルールなので、できません!」と断りました。すると一瞬、事務所内が静まり帰った後「俺を誰だと思ってるんだ!」と部長の怒号が響き渡りました。
慌てて先輩が来てくれてその場は収まりましたが、“忖度”というものを知らなかったがゆえの失敗談です。その後、別の部署に異動になってからも設計部長には睨まれ続けましたが、そのときの私の行動は、社内でちょっとした伝説として語り継がれたのでした。
東京都 37歳 女性
看護師をしています。以前に勤めていた病院での出来事ですが、後輩の子が、いつもナース服の上衣の袖を折り返して少しおしゃれに着こなしていました。病院のナース服はみんな一緒の物を着ますし、統一美が乱れるため、そういうことはしないように伝えていたのですが、その後輩に聞くと「短いほうがかわいいかなと思って切った」との返答。確かにナース服ってあまりかわいくはないし、髪も爪もおしゃれができない仕事なので、気持ちはわからなくもないのですが……斬新すぎてびっくりしました。
神奈川県 41歳 女性
私がまだ企業で働いていたときのことです。当時働いていた会社では、新入社員の配属先が決定すると、配属先担当の役員のみなさんも参加する新入社員歓迎会がありました。その歓迎会で新入社員の女の子が、遅れていらしゃった常務取締役の隣に座ったので、私が「常務だよ」と伝えると、その子が「常務? 総務みたいな感じですか〜?」と言い、その方に向かって「常務〜、かんぱーい!」と、持っていたグラスを高々と掲げました。
私も周りの者も目が点となり“おいおい! 常務と総務を一緒にするなー!!”と、あわあわしましたが、心の広い常務はにこやかに「はい、乾杯」とグラスをカチンとなさっていました。
その後、相手が常務取締役がお偉い方だと知った彼女は「すみません! すみません!」と謝っていましたが、常務は優しく「しっかり覚えましたよ」とジョークでカバーして盛り上げてくれました(笑)。新入社員だからこそ許される、かわいいエピソードでした(笑)。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月曜~木曜17:00~19:48
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組サイト:
https://www.tfm.co.jp/sky/