スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月14日(日)の放送は、リスナーの相談に江原が“ことば”を届けました。
江原啓之
◆妊娠中の看護師は「“鏡”を持つといい」と聞きますが…
昨年8月に義父が亡くなり、その数ヵ月後に義姉の父が亡くなりました。今年1月に第2子を出産しましたが、生後翌日に心疾患が見つかり、わずか10日で亡くなってしまいました。
私は看護師をしており、どの病院でも看護師あるあるな話ですが、1人亡くなると3人は続くことが本当に多く、今回のことが気になって仕方がありません。人の死に関わることが多いので、妊娠中の看護師は鏡を持つと良いと聞きますが、私はあまり気にせず、数名看取ることもありました。
義父の葬儀のときに叔母から強く言われ、仕事中も(ポケットや服帯に)鏡を入れるようになりました。このような迷信が本当に当たってしまったようで、とても気になります。こんなにも不幸が続いてしまったのは、何か関係があるのでしょうか? それとも偶然なのでしょうか?
◆江原からの“ことば”
悲しい出来事があると、そういうジンクスについて考える気持ちはわかります。ましてや自分自身のお子さんも亡くすのは本当に悲しかったことでしょう。
“3人続く”という話ですが、私は初めて聞きましたが、スピリチュアル的に言えば、偶然ではなく必然。お子さんを亡くしているから本当に気の毒だと思うけれど、人の寿命は、自分から命を絶つこと以外は変わらないんです。もちろん、不摂生な暮らしをしていたら縮まったりします。だけど、私たちには必要以上の良いことも悪いことも起きないんです。
その“鏡を持つ”という行為は、呪いの藁人形を打つときと同じで、自分に返ってこないようにとか、お守りとしてでしょうね。
でも、それもあまり意味がない。例えば、呪いの藁人形をして、生霊が返ってこないように……というのは虫のいい話。それをやる前に(生霊を)出さないように……ということですよね(笑)。そういうのと同じです。
ただ、私はこういう話をよく聞きくんです。本当に(あの世へ行く)乗り合いバスがあるんじゃないか? と思うくらい、家族や病院などで亡くなるときって、みんなまとまって逝くらしい。みんなで「この辺りで……」というようなグループがあるんじゃないかと思うんですよね。
それはそれとして、人は死して死なないですからね。縁起が悪いと思うのは、現世だから。魂は永遠だと思うと、縁起が悪いということはないんです。悲しい、寂しいけどね。しょうがない。いつかまた会えるさ、ということなのです。
◆江原啓之 今宵の格言
「思い出は、どんな出来事も美しくしてくれます」
「たましいは永遠である以上、死に逃げはできません」
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聴取期限 2022年8月22日(月)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/