ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。12月4日(金)放送ゲストは、モデル・浜島直子さん×お笑いトリオ・森三中の大島美幸さん。今回は、1児の母としても日々奮闘する2人が、“子どもの個性の伸ばし方”について語りました。
浜島直子さん、大島美幸さん
◆子どものYouTube鑑賞時間は無制限! その深意は?
ともに男の子のママとして、日々奮闘しているお2人。子どもの成長に合わせて、不安や悩みも増えていくなか、どのように子育てと向き合っているのでしょうか?
浜島:大島さんの息子くんは今5歳ですか?
大島:はい。はまじさんの息子さんは?
浜島:うちは6歳で来年から小学校です。大島さんは家のなかだと、どんなお母さんなんですか?
大島:えー!? わからないです。客観的に見たことがないので、わからないです。息子には習い事もさせていないですし、ドリルもやっていないし、基本的には「自由でいいよ」と言いますね。
浜島:どうしてですか?
大島:どうせ、いつかは、がんじがらめになるから、今のうちに好きなことをやってほしい。普通は、“YouTubeを観る時間は15分”とか“1時間まで”とか決めるけど、我が家の場合は“無制限”です。
浜島:えっ! 無制限!?
大島:自粛のときに無制限にして、「やりたいことをやっていいよ」と言ったら、YouTubeのゲーム実況を繰り返して観て、めちゃくちゃ上手くなったんです。なので、その期間は特別だったと思っています。好きなことを伸ばすには、こういう時期もあっていいのかなと。ずっとはダメだと思うんですけどね。でも、何が好きかを見ていこうと思っているんです。ちょっと怒られるかもしれないけれども。
浜島:どうして、そうしようと思ったんですか? きっかけは?
大島:ちょっと勉強が苦手なんです。好きなことは覚えられるのに、勉強の計算式とかは全然覚えられない。だったら“好きなものを伸ばしてあげたい”という気持ちになりました。
浜島:なるほど。今の話を聞いて、大島さんはお笑いが好きでこの世界に飛び込んで、長年第一線で活躍されていて、確かにそうだなと腑に落ちた感じがしました。
大島:そうですね、好きなことのほうが伸びるのかなと思っています。自分もできなかったことを子どもに押し付けるのは、自分のなかでは嫌だなと。旦那は大学にも行っていたので、どちらかと言うと、“やっぱり勉強はしたほうがいい”みたいな考え方だったんですけど、私が「子どもは遊んだほうがいいんじゃないかな?」と言ったら、「そっか」みたいな感じになって。そうしたら息子も「俺、勉強苦手だな」とか言い出しちゃって(笑)。まだしたこともないのに。
浜島:早い! 5歳の時点で気がついている!
大島:だったら好きなことを……と思うんです。
浜島:確かに。なんでもかんでもコロナのせいにするのは嫌なんですけど、時代が変わりつつあるなか、“右へならえ”の学習よりも、個性を伸ばしたほうがいい、という考え方も定着しつつある。その子の短所が、いつか長所に変わるかもしれないから。コロナの影響もあって、より自分軸の考え方が、たくさん出ている印象があります。
▶▶番組Webサイトでは、放送内容をPodcastで聴くことができます。ぜひお聴きください!
次回1月22日(金)放送のゲストは、料理研究家・上野万梨子さんと、モデル・はなさんです。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/curators/