吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。4月16日(土)の放送では、ローカルフードサイクリング株式会社 代表の平由以子(たいら・ゆいこ)さんに、「LFCコンポスト」についてお話を伺いました。
バッグの形をした「LFCコンポスト」
今回紹介するのは、バッグの形をしたコンポスト「LFCコンポスト」です。
コンポストとは、キッチンから出る生ゴミを、微生物の働きを活用して堆肥(肥料)にする処理方法のこと。容器が大きそう、面倒かもといった悩みを解消して、誰もができることにこだわって開発しました。
「LFC」とは、L=ローカル、F=フード、C=サイクリングの略。有機物である生ゴミが、堆肥の原料になり、また新たな野菜へと生まれ変わる。そんな家庭のなかの食の循環が「LFC」です。
オシャレなバッグの中身にはこんな仕掛けが
「見た目的にはただのバッグに見えるんですが、非常にコンパクトなんですよね。今までのコンポストからはイメージが覆るようなオシャレな作りになっています。やり方としては、生ゴミをそのなかに入れて、混ぜて、蓋をするだけなので、1日1分のエコロジー活動になります」と平さん。
一見、普通のバックに見える「LFCコンポスト」の容器は、ペットボトルや廃材のプラスチックから作られたリサイクルの素材。
このなかに生ゴミを入れて、かき混ぜるなどの簡単な作業を2ヵ月間繰り返すだけで、堆肥が完成します。
キッチンから出る生ゴミを入れるだけで堆肥に
キッチンの三角コーナーに溜まった生ゴミは、微生物が食べれば肥料になる。その肥料で野菜を作ることで、「ベランダから循環の輪を始めてみてほしい」と話す平さん。
「生ゴミって、ほとんど水分なんですけど、それを焼却場に持って行っているのが日本の現状です。やっぱり、誰にでもできるようにしたいってずっと考えていて、最終的にたどり着いたのがバッグタイプのものだったんです」
家庭で簡単にできるエコロジー活動
初心者でも気軽にトライできて、見た目もオシャレ。「LFCコンポスト」がひとつあると、楽しみながら環境について考えることができそうですね。
※写真提供:ローカルフードサイクリング株式会社
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聴取期限 2022年4月24日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/