木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組
「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。4月のマンスリーゲストは、4月14日(木)スタートの木村主演ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)で共演している女優の満島ひかりさん。4月10日(日)の放送では、ドラマの撮影現場の様子や木村との共演に至った思いについて語りました。
◆満島ひかり「“現場を一緒に作れる!”と思った」
2010年に放送されたドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」(フジテレビ系)以来、12年ぶりの共演を果たした木村と満島さん。
本作で木村が演じるのは、高校時代にボクシングで4冠を達成した後、30年近くのときを経て、母校・松葉台高校ボクシング部のコーチに就任する主人公・桐沢祥吾(きりさわ・しょうご)。満島さんは、同校の国語(古文)教諭でボクシング部顧問の折原葵(おりはら・あおい)を演じています。
そんな本作は、木村にとってドラマ「HERO」シリーズや「CHANGE」(ともにフジテレビ系)の脚本家・福田靖さんと7年ぶりとなるタッグで、“学園スポーツドラマ”に初挑戦しています。
現場で主人公・桐沢を演じる木村の姿に、満島さんは「教室にいる『木村さんのこんな姿、見たことない!』と思って、すごく新鮮でした。黒板に(字を)書くの、とても上手でしたね」と印象を語ります。
次の話題は、撮影現場でのやり取りについて。満島さんは、現場では思ったことを若い演者たちに「伝えちゃうタイプ」だと話します。ボクシング部の部員を演じる生徒は、物語が進んでいくにつれて段々とボクシングがうまくなっていく設定とあって、下手に見えるようなパンチを打っているのを見た満島さんは、「加減しないで本当にうまくなったほうがいいと思うよ。じゃないと、加減してお芝居しているのが、すごく見えるから。顔が嘘をついていて、もったいない。自分を叩き込んだほうがカッコイイよ」とアドバイスしたことを明かします。
とはいえ、「あまり現場でやり過ぎて、『あいつ、また若い子に言っているよ……』ってなったらどうしよう、って思っていた」と満島さん。しかし、現場で木村が生徒役の演者に声をかけたり、助言したりする姿を目にした満島さんは、そうした不安が吹き飛んだと言い、「生徒たちにとって、すごくいい環境なんだろうな、と思いながら現場で見ています」と語ります。
あらためて、「木村さんはそんなつもりはないかもしれないけど、ふわっと環境の流れのなかで、彼らを良いほうに導いている感じがして。見ていてすごく頼もしいというか、心強いというか、『現場を一緒に作れる!』と思って(笑)。最初は、『一匹狼で、ひとりで突っ切っていく木村さんだったらどうしよう……』って思っていたので、『みんなで現場を作れるんだ。よかった~!』と思った」と振り返ります。
また、満島さんは、かねてから木村と“共演したい”という思いを抱きつつも、「まだ自分は“(共演)しちゃいけない”みたいな思いがずっとあった……」と吐露。「『(共演は)まだいけないぞ!』みたいなのって、なんかあるじゃないですか(笑)? あと、『(木村さんと)共演するんだったら、絶対兄妹の役がいい!』って思っていたんですよ」と打ち明けます。
というのも、「兄妹だったら絶対に、木村さんの芝居のテンポの良さとか、(役が)降りてきたときにパンパンパーンと、いろいろなことを投げていく感じに対応しやすいし、もっと深いところにいけると思っていたから」とその理由を語ります。
「未来への10カウント」は、自身が熱望していた兄妹役とは異なるオファーだったものの、「木村さんと共演したい!」との思いから、12年ぶりの共演に至ったことを明かしました。
次回4月17日(日)の放送も、引き続き満島さんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2022年4月18日(月) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/flow/