住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。5月14日(木)の放送は、療養中の住吉に代わり、フリーアナウンサーの望月理恵がパーソナリティをつとめました。
「健康」をテーマに、日々の生活で心がけていることや実践していることなど、健康でいるための秘訣をゲストに伺う「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ健康サポート」のコーナーには、医師で医療ジャーナリストの森田豊先生が登場。「コロナ疲れ、コロナ不眠を解消する方法」に関する3つの質問に答えていただきました。
※写真はイメージです
第1問「コロナ疲れ」「コロナ不眠」解消法……「〇〇の予定を決める」
A:食事献立
B:翌日
C:1週間
正解:B「翌日の予定を立てる」
森田:翌日の予定を立てることは、健康を維持するためにとても良いことです。新型コロナウィルス感染症対策としての、外出自粛(行動の自粛)のために、どうしても生活が不規則になりがちですよね。自律神経のバランスを失い、“疲れ”につながります。翌日の予定を決めておくことで、メリハリがある生活になって、健康的に過ごせます。1週間の予定を立てても、なかなか守れないので、翌日くらいがちょうどいいです。
さらに大切なのは、夜型の生活になっている人も多いので、規則正しくメリハリある生活を送ることです。例えば……
●毎日同じ時間に起床し、太陽光をあびる
●きちんと着替える。場合によってはメイクもする
●朝食、昼食、夕食をきちんと食べる
●午前、午後にすることを決めておく
●昼間に運動をして活動的に過ごす
●寝る前にはスマホはいじらない
●ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
森田:でも、実践するのは、なかなか難しいんですけどね。できるところからでも、はじめてみてください。
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第2問「コロナ疲れ」「コロナ不眠」解消法……「寝る前に〇〇をかく」
A:イラスト
B:手紙
C:日記
正解:C「日記を書く」
森田:夜寝る前に日記を書くというのは、精神医学では「認知行動療法」という治療の一つとも考えられます。
例えば、その日にイライラしたことなどを、“なんでそんなことが起きたのか”と自分なりに分析して、寝る前に日記に書く。分析することで気持ちの整理ができるし、紙に書くことでスッキリして、よく眠れるようになると思います。イライラしたことも、翌日には忘れられることも。
嬉しいことを日記に書いてもOKです。“どうしてこんなに嬉しかったのか”ということを書くことによって、自分の気持ちを整理して分析でき、また同じような嬉しいことに巡り合う機会を高めます。
イラストを描くことも悪くはないのですが、細かい作業で目が冴えてしまうこともあります。手紙は、いいことを書いて誰かに送ればいいのですが、愚痴などを書いてしまうと、受け取った相手を傷つけたり、イライラさせたりすることもあるので、日記がオススメです。
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第3問「コロナ疲れ」「コロナ不眠」の解消法……「思いっきり〇〇する」
A:思いっきり泣く
B:思いっきり叫ぶ
C:思いっきり歌う
正解:A「思いっきり泣く」
森田:思いきり泣くことで、気持ちがスッキリして疲れが取れるという研究結果も出ています。東京女子医科大学の研究によると、涙を流したあとでは、血液中のストレスホルモン(副腎皮質刺激ホルモン)が少なくなるそうです。つまり、泣くことによってストレス解消となり、スッキリするという理由です。
心と体の健康を保つためには、規則正しい生活をして、睡眠や栄養をきちんと摂り、余裕のある生活を送ることが大切です。そして、自分に合ったストレス解消法を見つけていただきたいです。
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/