松任谷由実がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Yuming Chord」(毎週金曜11:00~11:30)。7月1日、8日(金)の放送では、「Yuming 50th Anniversary Special対談」と題して、2週にわたり小室哲哉さんをゲストに迎えてお送りしました。ユーミンと小室さんの対談は11年ぶりとなります。ミュージシャン同士ならではの深い音楽談義から、今だからこそ話せる話まで、たっぷりとお届けしました。
この記事では、7月1日(金)放送の模様を紹介。音楽を作りはじめたきっかけや、エピソードを語り合いました。
松任谷由実、小室哲哉さん
小室:どうも、小室哲哉です。今日は、もうすぐユーミンがデビュー50周年を迎えると聞きまして、お祝いに駆けつけました。おめでとうございます!
ユーミン:ありがとうございます!
小室:50年。すごいですね。
ユーミン:でも小室さんだって40年ぐらいでしょ? もうちょっと?
小室:そうですね。セミプロみたいな時期を入れたら、45年ぐらいになると思いますね。
ユーミン:どちらにしろ、あっという間ですよね。
小室:はい。この場所にいられるだけでも、本当に奇跡です(笑)。
ユーミン:素晴らしいです。「小室さん」って言うと、私にとっては不思議なので……でも「小室くん」って言うのもおこがましい感じがするわけ。だから「てっちゃん」って呼んでも(いいですか?)。
小室:コアなファンの人は「てっちゃん」って呼んでいます(笑)。
ユーミン:じゃあ、コアなファンに成り代わって(笑)。私のデビューは1972年7月5日、シングル「返事はいらない」をリリースした日なんですけど、その頃、てっちゃんはいくつだったかな?
小室:13歳のときですね。住んでいたのが東京の府中市なんですけど、中1だったと思います。
ユーミン:どのぐらいから音楽を作り始めたの?
小室:14歳、中学2年の頃ですね。中学2年の音楽の時間に先生から褒められたことがあって、それで“作曲家になろうかな”と。“歌っている真ん中の人”じゃなくて、“作曲家になりたいな”と。
ユーミン:まったく同じだ。私も14歳のときに“作曲家になりたい”って思ったの。
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デビュー50周年記念企画の1つで、ユーミンの人気曲のタイトルが6人の作家によって新たなストーリーへと生まれ変わったトリビュート小説集「Yuming Tribute Stories」(新潮社)は、現在好評発売中です。
また、12月8日(木)からは「松任谷由実展」(仮称)の開催が決定しました。詳細は順次、公式Webサイト、SNSで発表予定ですので、ぜひチェックしてください!
<番組概要>
番組名:Yuming Chord
放送日時:毎週金曜11:00~11:30
パーソナリティ:松任谷由実
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/yuming