スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。今回は大往生したリスナーの父に労いの“ことば”を届けました。
◆亡くなった父の病室の窓の外に2匹のアゲハ蝶が…
「先日、父は99歳で亡くなりました。老人施設に入居していましたが、認知症もなく自分のことは自分でできる状態で、前の晩まで元気だったそうですが、施設の方が朝食を運んでいったら亡くなっていたそうです。
知らせを受けて施設へ向かう電車のなか、前日に父が夢に出てきたことを思い出しました。父は何かを私に言って、背中あたりをポンと触ってきました。父が私の身体に触れることはあまりなかったので少し驚き、父も寂しいのかなと思ったので、その夢を覚えていました。
施設に着いて、葬儀社の方が父の着替えをするために父の寝室のふすまを閉めました。私が窓の外を見ていると、蝶が2匹、父の部屋まで上がってきました。大きなアゲハ蝶で、仲良さそうに手を繋いでいるように見えて、“母が父を迎えにきたんだな……”と思いました。
母は30年ほど前に他界。とても仲が良い夫婦でした。父はまだまだ生きるつもりで、散歩や太極拳、俳句や囲碁で体も頭も使って毎日頑張っていました。よくしゃべり、とても元気でした。残念ですが、父の希望通りピンピンコロリで逝けたので、大往生ではなかったかと思っています。イケメンでダンディで優しく、とてもいい父でした。戦争に行き、シベリアで捕虜にもなり、戦後は企業戦士として闘っていました。そんなカッコいい父を、江原さんに“お疲れ様”と鈴を振って、天国へ送り出していただけたら嬉しいです」
◆江原からの“ことば”
「素敵な話ですね。蝶に魂を乗せるということはよくある。お墓参りに行くと蝶が自分の周りを舞ったりするんですね。お父さん、お疲れ様でした(鈴)」
◆江原啓之 今宵の格言
「私達も時代のひとコマということを忘れずに」
「スピリチュアルは人生を豊かにする視点です」
番組では、江原に相談に乗って欲しい悩みや感想、メッセージを募集しています。
こちらにどしどしお寄せください。
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/