内山理名さん、住吉美紀
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。5月9日(月)のゲストは、女優の内山理名さん。ヨガを学んだことで起こった変化や、結婚生活について語ってくれました。
内山理名さん
1998年のデビュー後、舞台「篤姫」、テレビドラマ「大奥~華の乱~」(フジテレビ系)、テレビドラマ「嫌われ松子の一生」(TBS系)など、多くの舞台やテレビドラマに出演。ヨガ歴は17年以上となり、近年はヨガ・インストラクターとしても活躍しています。2019年には「第6回ヨガピープルアワード2019」のベスト・オブ・ヨギーニを受賞。ハタヨガをベースに、日常に取り入れやすいヨガ哲学やアーユールヴェーダの知識、心と体で感じることの大切さを伝えている。
内山理名さん
◆ヨガとの出会いは人生のターニングポイント
住吉:ご結婚おめでとうございます! 直接言いたかったのですごく嬉しいです。
内山:ありがとうございます!
住吉:「ベスト・オブ・ヨギーニ」を受賞されたり、ご結婚されたり、内山さんの人生がすごく動いている時期なのかなと思います。
内山:そうですね。
住吉:まずはヨガのお話を伺いたいです。自分の人生のターニングポイントのなかで、ヨガとの出会いは大きいですか?
内山:大きいですね。ヨガは好きでスタジオに通っていたこともあったのですが、ヨガスクールでヨガのことを学び始めると、もう深くて。今もまだヨガのことは学びきれていないです。
住吉:どういうきっかけでヨガを深く学ぼうと思われたのですか?
内山:「いいスクールがあるよ」と紹介を受けてヨガスクールに通うことになったのですが、そのときは自分が講師になろうとは思っていなかったんです。「講師になるってどういうことなんだろう?」って考えて、改めてヨガを探ってみたいという気持ちが大きくなったんですね。
実際にヨガのことを学んでみると、解剖学や哲学のことなどを学びきれていない自分にショックを受けました。一つひとつ聞いていくと腑に落ちることがたくさんあって、それによって体も心も変わっていきました。
住吉:へええ!
内山:スクールに通っていくうちに「講師になりたい」という思いがあふれてきて、「ヨガを伝えたい」という気持ちになりました。
住吉:今はどれぐらいの頻度でヨガを教えられているのですか?
内山:コロナになってから対面(のレッスン)は減ってしまったんですけども、オンラインでのイベントはちょこちょことやっています。現在はスクールのイベントに出演しています。
住吉:そうなんですね。ヨガをやったことがない人って「何がどう変わるんだろう?」って思うんですよ。内山さんは、どんなふうに変わっていきましたか?
内山:ヨガをやっていると、よく「痩せるよね」と言われるんですけど、そういうわけではありません。私自身も痩せるというよりは、例えば肩甲骨や首が動きやすくなったり、腰の動きがよくなったり……言っているとキリがないんですけども(笑)。
住吉:日々、自分の体と注意深く向き合っている女優さんだからこそ、気付くことってあると思います。女優業のなかで、例えば「腕をどれぐらい上げれば、どんなふうに見えるか?」など、日々そういうことを研究されているからこそ、ちょっとした変化を感じるのではないでしょうか?
内山:そうなんですよ!「昨日できなかったことが今日はできている」「昨日できたことが今日はできない」っていう“変化”が楽しいんですよね。ヨガを始めてから、生きていること自体にすごく興味が湧くようになりました。
住吉:素晴らしいですね! ヨガを始めて仕事の考え方やライフデザインなども変わってきましたか?
内山:そうですね。女優という演技の仕事では、役に入ってしまうと「自分ってどこだっけ?」みたいに、“自分が帰る所”がわからなくなる時期があったんです(笑)。
住吉:ええ!?
内山:そういう時期があったのですが、ヨガを始めてからは自分を観察することが多くなったので、「帰ってくる所があるんだ」と思えるようになったんです。芝居をしていると、“開きたくない心の扉”のようなものがあるんですね。それを開いたとしても「まあいっか」と思えるようになったのは、私のなかでは大きいことですね。
住吉:めっちゃ心が強くなっているじゃないですか!
内山:そうですね。あとは、第六感といいますか、(ヨガの影響で)仕事は「ワクワクするほう」を選ぶようになりました。ヨガをやっていると「今日はこうなりたい」っていうのがわかってくるんですね。「この仕事をやりたい」「この仕事は乗り気じゃないな」と正直に思えるようなりましたし、「(気分が)乗らなくてもやってみよう」と自分のなかの“軸”ができました。
住吉:周りに流されず、意識的に仕事を選べるようになったんですね。
2019年には「ベスト・オブ・ヨギーニ」も受賞された内山さん
◆家のことを一緒にやる日々が楽しい
住吉:結婚すると生活基盤に大きな変化が起きますよね。それまではお一人暮らし?
内山:そうですね。
住吉:人が家にいるだけでもすごく大きな変化ですよね。暮らしはどんな感じですか? 生活のペースは変わりました?
内山:私はインテリアを変えたり、料理やガーデニングをしたり、家のことをするのが好きなんです。結婚したのがちょうどコロナ禍だったので、家のことをやることが多かったんですね。家のことを一緒にやっていると「楽しいな」と思えるんですよ。「今日は何をしよう」「明日は何をしよう」と、自分のなかでやることを組み立てるのがすごく楽しいです。
住吉:お気持ち、わかります。自分のためだけに料理をするってなると、気持ちがなくなってきちゃいますよね(笑)。
内山:(笑)。それまでも料理はしていたのですが、“広がり”があるなって感じますね。
住吉:一人分だと量も少ないから、大胆な料理を作るのも難しかったりしますしね。それに、「うまくできたね」のあとに「本当だね」という言葉が欲しくなったりしません(笑)?
内山:欲しいです。「これ、おいしいね」のあとに「おいしい!」みたいな(笑)。
住吉:そうそう! 合いの手ぐらいでもいいんですよね。
内山:すごくわかります!
住吉:合いの手を打ってくれる人がいるだけで、家事に“遊び”が加わってきますよね。
内山:はい。「楽しいね」「楽しい!」、「きれいだね」「きれい!」みたいなことが“倍”になるのがすごく大きいですね。
住吉:わかる~!
お料理上手な内山さんが作ったガパオライス(Instagram 5月3日の投稿から)
■内山理名さん公式Webサイト:
https://rinauchiyama.com
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聴取期限 2022年5月17日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.tfm.co.jp/bo/aky/