乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。9月13日(月)の放送は、東京2020オリンピック卓球男子団体で銅メダルを獲得した、張本智和選手をゲストに迎え、お送りしました。
張本智和選手(右)とパーソナリティの山崎怜奈
まずはオリンピックについて、「メダル(の獲得)が目標だったので、それに向けて一生懸命戦っていた」と振り返る張本選手。結果として団体で銅メダルを獲得しましたが、メダルを受け取ったときは「自分の努力が報われたので本当にうれしかった」と頬をゆるませます。
今大会はシングルスと団体、2つのカテゴリで出場しましたが、それらの違いは「シングルスはやはり1人で戦うので孤独な苦しさがあったが、団体戦はチームメンバーがいて心強く、すごく力になった」と語ります。
そして、チームメンバーの丹羽孝希さんと水谷隼さんについては「丹羽さんはプレイで引っ張る、水谷さんは言葉で引っ張ってくれる方で、それぞれ素晴らしい」と張本選手。
ちなみにオリンピックが閉幕したいま、最もうれしいことは「朝起きるのが遅くなったこと」と話すと、れなちも思わず笑みがこぼれます。
張本選手は2歳でラケットを握り、小さい頃から活躍してきたなかで、卓球との向き合い方が変わったのは中学生のとき。「小学6年生までは勝ちたいという気持ちだけでやっていたけど、中学生になり世界で活動し始めたときに“勝ちたい”よりも“負けたくない”気持ちが強くなり、向き合い方が変わった」と言います。
そして、「それまでは上だけを見ていればよかったものが下も見なければいけなくなって、昔の自分のような選手と戦うときに怖くなったことがある」と心の内を明かします。そして、だからこそ常に「チャレンジャーの気持ちでいる」とも。
これまで数多くの大会で結果を残してきた張本選手でさえ、やはり試合にあたってはいまでも緊張するそう。その緊張をほぐすためにしているのは、ウォーミングアップでジャンプしたり、音楽を聴くこと。音楽は盛り上がる感じのアップテンポの曲が多いそうです。さらには、練習相手などと話し、感じたことを口に出すことでも気が楽になるそう。
また、張本選手といえば“チョレイ!”という掛け声とガッツポーズで知られていますが、普段はそこまで喜びを前面に出すことはなく、「試合になると“勝ちたい!”という気持ちが出てくるので、それを声に出して表現している。試合中は緊張しているので、そうしないとやっていけない。自分を騙してでも声を出している」と明かします。
そんな張本選手がメンタルコントロールで意識していることは「できるだけ普段は卓球のことを考えないようにすること」。オリンピック期間中は、卓球のことが報じられていたため、テレビや携帯で目にしないようにするのが大変だったと言います。
ただ、卓球以外の競技を観戦するのは好きで、オリンピック中はテレビでいろいろな競技を観たと言い、なかでも同世代である体操の橋本大輝選手の活躍に「とても勇気をもらい、それが団体戦の結果につながった」と語ります。
リスナーからは卓球、さらにはスポーツの魅力についての質問が。これに張本選手は「リアルタイムで観るからこそのドキドキ感や臨場感、映画やドラマを観るときと同じような気持ちになれると思う。それが自分にとってみなさんに届けられる卓球の楽しみ方」と回答。
今後、11月には世界選手権を控えています。最後に今後の抱負を聞いてみると、「世界選手権に向けて残り2ヵ月しっかりと練習していきたい。そこでオリンピックの個人戦のリベンジができたら」と話していました。
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聴取期限 2021年9月21日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/