モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリ ティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。10月9日(日)に長野Uスタジアム(長野県長野市)で開催される「MS&ADカップ2022」での「なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)対 ニュージーランド女子代表」との一戦、また、「FIFA女子ワールドカップ2023」オーストラリア・ニュージーランド大会の開催地の1つであるニュージーランド代表との大事な試合を前に、サッカー関係者をゲストに迎えてお届けしました。
10月7日(金)放送「ONE MORNING」のゲストは、2011年の「FIFA女子ワールドカップ」ドイツ大会で「なでしこジャパン」を初の世界一に導いた、サッカー日本女子代表・元監督で、現在は公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)女子委員長をつとめる佐々木則夫さん。現在のなでしこジャパンへの期待を語りました。
パーソナリティの吉田明世、ユージ
◆日本サッカー協会 女子委員長の役割とは?
佐々木さんは2007年~2016年まで日本女子代表監督として活躍。なでしこジャパンの監督として世界のトップクラスで戦えるチームに成長させ、「2011 FIFA女子ワールドカップ」では、男女を通じて日本サッカー初の優勝に導きました。
退任後は、日本サッカー協会の理事に就任。その後、「WEリーグ」や「Jリーグ」の監督などを経験したのち、去年11月からは、日本サッカー協会 女子委員長として活動しています。
日本サッカー協会 女子委員長に就任した経緯について、佐々木さんは「なでしこジャパンが再び世界一を奪回するのを大きなテーマにしつつ、日本全体の女子サッカー普及や強化に携わることが僕自身の大きなチャレンジでした」と力を込めます。
また、なでしこジャパンの大きな大会やキャンプなどにおいては“団長”として、なでしこのサポートをメインとする業務をおこなっています。
ほかにも日本全体の女子サッカーの普及・強化や、さまざまなユース年代の大会システムの構築なども携わっているそうです。
◆現在のなでしこジャパンをどう見る?
2011年に日本女子代表として世界一を経験した佐々木さんに、現在のなでしこジャパンにチーム状況ついて伺うと、「若い選手たちのプレイヤーとしての質が上がってきている。そんな選手たちが、ベテラン・中堅選手と融合している状況」と分析。
また、佐々木さんが監督をつとめていた当時と現在のなでしこジャパンの“似ている点”“異なる点”について伺うと、「似ている点は、当時優勝した我々のチームと同じように、(現在のなでしこジャパンを率いる)池田(太)監督(のチーム)も、得点につなげるくらい前線からの積極的な守備に長けていますし、巧みなボールの返し方もしっかりしています」と佐々木さん。ほかにも、トレーニング中や遠征先でのホテルでの活動など、選手に対する監督のフランクさも「僕とよく似ている」と話します。
一方、異なる点については、「攻撃面も守備面も僕より緻密にアプローチしている。隙のないところをさらに高めてくれているのが僕の戦略とは違う。ただ、そういうことをしていかないと、世界サッカーが技術的・戦略的に高レベルな状態になりつつあるので、それに伴う選手たちの成長もあると言います。
また、池田監督ならではの特徴については「非常に熱い思いを選手に伝えてくれたり、ハスキーな声でいろいろなことを選手に伝えたり、コミュニケーションを豊かにしてくれている」と話し、“池田流のコミュニケーション術”については「自分とは違う」と語りました。
◆「世界一」を目指すために必要なことは?
そんな現在のなでしこジャパンが、来年の女子ワールドカップで再び世界一を目指すためには、何が必要なのでしょうか? 佐々木さんに質問すると、「若手・中堅・ベテランが融合すると、化学反応が起きて大活躍すると思う。僕が監督だった頃に若手だった熊谷紗希(くまがい・さき)選手、岩渕真奈(いわぶち・まな)選手がベテランになり、新たな若手・中堅とミックスしたときのパワーが重要だと思います」と期待を寄せます。
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/