住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
4月29日(金・祝)は、リスナーから届いた「結婚21年目の夫婦…円満の秘訣を知りたい」という悩みを紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私と妻は結婚して 21年。子どもたちも立派に成長中で、おおむね良い家族だと思います。が、昔と違って何かぎこちないのです。確かに今まで子育てなど、いろいろなことでケンカして、しばらく話をしないこともありましたが、その度、自分なりに「何が悪かったのか」を反省して改めたつもりでした。仲が悪くなってしまったわけではないのですが、どこか遠慮して率直な気持ちを伝え合うことをしなくなったような気がします。
そこで、オーシャンヌ(番組リスナーの呼称)の皆さんに、夫婦円満の秘訣を伺えないかと思いメールをさせていただきました。新婚当時のままと言うのは、なかなか難しいかもしれませんが、夫の立場、妻の立場からのアドバイスをお願いいたします(岡山県、50代、男性、会社員)
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このお悩みにパーソナリティの住吉は、「これは結構、多くの方が感じているんじゃないかしら? ものすごく仲が悪いわけではなく、おおむね良い家族だけど、阿吽の呼吸でつながっている感があるか? っていうと、ちょっと……っていう。皆さんそれぞれ、お仕事や子育てなどが忙しく、ゆっくりと話をする時間もないでしょうし……」とコメント。
「ちなみにうちは、わりと仲良しだと思うのですが、仕事もかなりタッグを組んでやっているので、夫婦というよりは、いろんな意味でのパートナーなのかなと。お互い完璧ではないのでイライラしたり、ケンカっぽくなったりすることもあるのですが、円満の秘訣の1つは、やっぱり猫。うちは猫が4匹いるのですが、猫が何かしらの話題を提供してくれたり、猫がいることで(お互いの)表情や部屋の雰囲気が変わったりすることは、すごく感じます」と自身の体験を語ります。
続けて「プラス、ユーモアですかね? ちょっとしたことでも、ふざけて笑いに変えられるようなことや、お互いから出るユーモアの笑いとか、そういうことが、わりと関係を保ってくれたり、あるいは、ちょっと(関係が)崩れかけたときに建て直すきっかけをくれたりしているかな? なんて思います」と話しました。
ーー今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんの共感の声&アドバイスが届きました。
◆思い出の場所をのんびり巡る
両親が実家で祖母と3人で暮らしています。高齢の祖母を、夫婦で助け合いながら介護していますが、やはり「ときには疲れてしまう」と母から話を聞いています。父が運転好きなこともあり、週末にはドライブがてら少し遠方のラーメン屋さんに行ったり、カフェに行ったりしているようです。普段とは少し違う景色を目にするだけでも、刺激になるのではないかと思います! この前は、チューリップ畑を見に行ったようで、2人が写った写真を送ってくれました。相談者さんも、結婚前のお二人の思い出の場所をのんびり巡られてみてはいかがでしょうか?(東京都、20代、男性、会社員)
◆“料理男子”になる
我が家の倦怠期を乗り越えた理由は、私が「料理見習い」「料理男子」に変身したことです。妻には時間の余裕ができるとともに、初心者の私に教えるという「ちょっとした優越感」を味わってもらえます。“見習い”の私も、料理の楽しさ、日頃の妻の大変さが分かるようになりました。というわけで、まだ料理を作ったことがなければ、料理男子になってみてはいかがでしょうか? まずは見習いから始めてみてください!(神奈川県、40代、男性、会社員)
◆良かったときの過去を振り返り過ぎない
結婚18年目です。一緒にいるときは一緒にいるのですが、我が家は趣味の共通点がありません。笑いのツボも違います。「なんで一緒にいるんだろう?」と思うこともありました。
長く一緒にいる秘訣は、良かったときの過去を振り返りすぎないことです。相手のいいところを探して感謝する。そして、あまり深く考えないことでしょうか? 私の場合、旦那という名の会社に就職した感じです。ちなみに主人は、休みの度に朝早くからどこかへでかけてしまいます。最近は特に別行動が多いですよ(東京都、40代、女性、専業主婦)
◆相手の趣味・興味に合わせる
嫁さんが「このドラマは面白いよ」「この歌いいよね!」と言ったことを覚えておいて、時間ができたときに観たり、聴いたりすることです。最近だと、今さらですが「ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)が面白かったよ」という言葉を思い出して、Netflixで観てみました。「これ面白いね!」と嫁さんに言うと、会話が弾んで良かったです。付き合っているときは相手の趣味・興味に合わせてみようと努力しますが、結婚すると、こうした努力を忘れがち。でも、結婚してからのほうが相手の興味に合わせることが大事だと感じます(静岡県、30代、男性、会社員)
◆マッサージをし合う
分かります……。私たち夫婦は結婚17年目になりますが、3、4年前、なぜかそういう時期がありました。全面解決にはならないかもしれませんが、1つアドバイスを……「お互いにマッサージし合う」。これは有効ですよ。首から背中にかけて短時間でもいい。自然にスキンシップが取れ、何となくちょっとした会話をするし、体にもいい。ぜひ試してみてくださいね!(大分県、50代、男性、会社員)
◆手をつないで歩く
今年で結婚29年目の私から……。夫婦円満の秘訣はズバリ、手をつないで歩くことです。長い夫婦生活、もちろん、いろいろありましたが、いいときも、ケンカをしたときも、いつでも手をつないで歩いていますね。言葉はなくても、手から伝わってくることがたくさんありますよ(東京、50代、男性、自営業)
◆妻のために“ハッピーなコーヒー”を淹れる
我が家では朝に必ずコーヒー豆を手で引いて、お湯を沸かして、妻と自分の分を淹れます。朝の忙しい時間に、妻が一息ついた瞬間を見計らって渡します。その際に必ずやっていることは、「本日のコーヒー」の名前を勝手に考え、その名を高らかに叫びながら、押しつけがましく妻に提供することです。コーヒー名には、私のファーストネームを最初に付けて「○○印の今日もお日様キラキラ・ハッピーコーヒー」などと言って、日々のコーヒーを楽しんでいます(東京都、40代、男性、会社員)
――番組終盤には、リスナーからのアドバイスを受けた相談者から御礼のメッセージが届きました。
皆様、アドバイスありがとうございます。妻が買い物から帰ってきたので、片付けを手伝おうかと思います。箇条書きになってしまいますが、御礼をかねて返信します。
①思い出の場所
⇒ もちろん、近所から遠くまでたくさんあります。ちょっと恥ずかしいですが、手をつないで歩いてみようと思います(「手をつなごう」と言ってつなぐのがいいか、そっとつないだほうがいいのかで迷っていますが……)
② 料理を奥さんに習う
⇒ 昨年、焼うどんばかり作っていたら「また?」と言われたので、少しずつレパートリーを増やしています。妻にはかないませんが。
③ 相手の趣味に合わせる
⇒ 月9(ドラマ)が苦手ですが、頑張って観るようにします。
④ コーヒーの名前を言いながら提供する。
⇒ 妻は機嫌がいいと「コーヒー飲む?」と声をかけてくれるので、これがバロメーターになっています。ケンカをして声をかけてもらえなくても、この声かけは私から続けようと思います。
⑤ お互いにマッサージ
⇒ 断られていますが、しつこくならないように声をかけ続けます。
⑥ 昔にこだわらない、振り返りすぎない
⇒ 今を大切にします。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/