乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」。11月4日(水)の放送では、“多数決”について調査しました。
パーソナリティの山崎怜奈
ふとした疑問や生活の現場で感じるモヤモヤなど、ザワザワしたニュースのなかから気になるものをピックアップする「スピークアップ」。11月3日(火・祝)にアメリカ大統領選挙がおこなわれ、その結果に大きな注目が集まるなか、リスナーからは「選挙はもちろん生活のなかで“多数決”で決めることが多いけど、私は少数派にいってしまいがち。多数決で強引に決めるのはいかがなものか」とのメッセージが。そこで、この日の議題は“多数決で本当にいいの?”。
多数決が有効な手段であることはわかるものの、51対49と僅差の場合、49の意見を無視していいのか……。マイノリティは沈黙しなくてはいけない、それが果たして正しいのか……と、れなちも「多数決は本当に難しい」と頭を悩ませます。
リスナーからは「学生時代、多数決で決めようとしたら揉め、多数決で決めるかどうかを多数決で決めようとしたときには笑った」、「根回し済みのプロジェクトが上司の恋人と噂される女性に反対され、上司も反対にまわり最終的にボツに。いまでも腹が立つ」といった声が。
そんななか、「どこでご飯を食べるか話し合いになり、和食3、中華3に分かれ、僕の意見次第に。好きなほうを食べられるのはいいけど、すごいプレッシャー」というメッセージに「気持ちはわかる。最終決定権を託される側も大変ですよね……」と共感するれなち。
そのほかにも「議論や発言をすることが苦手な私にとって、話し合いで解決するより、多数決になったほうが気持ちが楽。少数派になっても自分の気持ちは示したという思いになる」、「多数決は平和的な解決方法だと思っていたけど、賛否がほぼ半々のとき、半数は納得がいっていないということなので、決して100%平和的な方法ではないと、今回の大阪都構想を見て思った」など多くのメッセージが寄せられました。
さまざまな意見を聞き、あらためて今回のテーマの難しさを感じつつも、その重要性も再確認したれなちが「現状では最適解」と納得したメッセージは、「国際会議に出席する仕事をしている。国際会議は原則コンセンサスベースなので多数決は最終手段だが、やはりしこりが残ってしまう。先日もあわや多数決という流れになったものの、双方が譲れないところは守りつつ、妥協案を出し合い合意に至った。やはり数の論理ではなく、お互いに誠意を持って合意に至れるのが1番」というもの。
誰もが意見や主張があるなか、れなち的には「どうしても譲れないエッセンス、ポイントは人それぞれあるはずで、それを最重要事項にしたうえで折り合いをつけるのが、いまのところできる最も平和的な解決方法なのかな」と言います。ただ、もしもそれでも決まらなかった場合は多数決でもいいとしつつ、「妥協案を出し合う、妥協案を許す、というのも人に対してできるやさしさなのかも」と語るれなちでした。
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聴取期限 2020年11月12日(木) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/