山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。9月21日(水)の放送では、クイズ作家の日高大介さんをゲストに迎えて、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、日高大介さん
「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)や「99人の壁」(フジテレビ系)など、クイズ作家として70本以上のクイズ番組を手掛けてきた日高さん。また、解答者としても活躍し、「パネルクイズ アタック25」(朝日放送テレビ)で優勝、「タイムショック21」(テレビ朝日系)ではトップ賞を獲得しています。
そんな日高さんは子どもの頃からテレビっ子で、ゴールデンタイムにはなんとなくクイズ番組がいつも流れている家庭で育ったそう。また、幼少時は音や色、数字がポンポン出てくるようなものが好きだったと言い、「気づけばクイズ番組になると、テレビの前に座っている子どもだった」と振り返ります。
その後、成長した日高さんは人生で2回クイズ作家になったそうで、1回目が大学生時代。所属していた大学のクイズ研究会では代々「高校生クイズ」の問題を作成しており、19歳で初めて問題を制作。その際、クイズの法則などを頭に叩き込むと同時に、熱心に研究したのが当時「高校生クイズ」の司会を担当していた福澤朗アナウンサーの口調でした。
「福澤さんの口にフィットする問題文、福澤さんの歯切れの良いもの、口調に当てはまるものを見極めて問題を作っていた」と言い、そうすることで問題の採用率が一気に上がったそう。
日高さんからクイズに関する知識をいろいろと伺うなか、れなちからは「どういうふうにクイズのネタのためのインプットをしているんですか?」との質問が。すると日高さんは「日常のなかで気になったものを後で思い出せるように写メに撮る。メモっていると時間がないので。疑問を抱いたことを写真に撮っておき、それを後で調べる」と答えます。
クイズのネタは日常の至るところに転がっていて、実際、この日の番組放送中もスタジオを見渡し、即座に「もう今8問できました」と日高さん。例えば、スタジオの中にあるハッピーターンを見ては「ハッピーターンはオイルショックの時期に、世の中がハッピーになりますようにと願いを込めて」とうんちくを披露したり、身近にあったヤクルトやスタバのマキアート、じゃがりこの由来など次々にクイズ問題を制作。
ちなみに、マキアートとはイタリア語で“染み”のことで、じゃがりこの「りこ」は開発者の同僚の“りかこ”さんから取られているとの豆知識も。その瞬発力に、れなちは「すごっ!」と驚くばかり。
さらに、れなちからクイズに関する相談が。クイズ好きのれなちは、よく「問題を出してよ!」と言われることが多く、そうしたときにどんな問題を出せば喜んでもらえるのかいつも悩んでいたようで、それを聞いた日高さんは、クイズ作家の間でよく言われているという、迷ったときに出すべき問題を伝授します。
それは「毎月22日は『ショートケーキの日』。その理由は?」という問題で、「これを出しておけば、みんなしばらく考えてくれるので時間稼ぎができる」と日高さん。また、「カレンダーを思い出してください」「日めくりじゃないですよ」などヒントも出しやすいのもこの問題のポイントだとか。なお、正解は22日の上は15日で、“15=イチゴ”が上に乗っているから。
そして、日高さんかられなちにクイズに関するアドバイスも。クイズ問題では大体3つぐらいのヒントがあり、答えと遠いものから出していくそうで「クイズのコツとしては、最初のヒントでわかりやすいものがくることはほとんどない」とレクチャーしていました。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/