吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。4月17日(土)の放送では、カバンのブランド「IKUTA KABAN」のカバン職人、長井宏治(ながい・こうじ)さんに、同ブランドが手がける大人向けの“背負う”カバンについてお話を伺いました。
ランドセルメーカーが作る、大人の“背負う”カバン
“かばんのまち”、大阪市生野区にある創業70年のランドセルメーカー「生田」。
本革にこだわって、一つひとつすべての工程を、職人がハンドメイドで仕上げていきます。そんな、顔の見えるランドセル作りで培った技術を活かして、大人向けの“背負う”カバンのブランドが生まれました。
それが「IKUTA KABAN」です。
熟練の職人によるハンドメイド
「ランドセルというのは、小学校といういままで知らない社会に出ていくなかで、パートナーになる存在ですよね。初めてランドセルを背負ったときのワクワク感を、もう一度感じてもらえたらと思って、大人用のカバンを作り始めました」と語る長井さん。
「IKUTA KABAN」の素材は、メイド・イン・ジャパンのヌメ革のなかでも、特に数が少ない貴重なもの。
ヌメ革の良さは、使い込むほどに味わいを増し、革ならではの経年変化が楽しめるという点です。
使い込むほどに味わいを増す「IKUTA KABAN」のヌメ革を使用
製品を使い込むことで、スメ革の特徴が活きてくると長井さんは語ります。
「使っていただく方が年齢を経て、いろいろな経験をしていくように、カバンも一緒にいろいろな経験をして、体に馴染んで味も出てくるのを楽しんでいただきたいです」
過去には、大量生産に踏み切った時代もあったという「生田」ですが、最終的にたどり着いた答えが、“本当に良いランドセルをお客さまに届けたい”という思いでした。
手作りにこだわった本革のランドセルを作ることで、子どもだけでなく、大人にも童心に帰って人生を楽しんでもらいたい。そんな願いが、「IKUTA KABAN」には込められています。
作り手の思いは“本当に良いランドセルをお客さまに届けたい”
「作り手として、ものすごく気持ちを込めているので、物の良さを感じながら、大切に、長く使ってもらえる方に、持ってもらいたいなと思っています。背負っていただくことで、毎日、出勤や遊びに行くときにも“楽しいな”という気持ちになってくれたらうれしいです」
ノートPCや書類などもすっぽりと収まる
長い時間をかけて、少しずつ変わっていくカバンをパートナーにして、ワクワクする毎日を送ってみませんか?
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聴取期限 2021年4月25日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/