映画『ONE PIECE FILM RED』監督の谷口悟朗さんが、8月10日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、好きなキャラクターなど、『ONE PIECE』に関する気になることを質問しました。
◆『ONE PIECE』キャラクターへの思い入れ
こもり校長:この質問をするのは好きではないのですが……『ONE PIECE』のなかでどのキャラクターが好きですか?(笑)。
谷口:監督という仕事をしていると、どうやっても全キャラクターを好きになるように取り込んじゃうんですよ。だから、誰が好きとか嫌いとかはないんですよね。
ぺえ教頭:うんうん。
谷口:あえて言うと、24年前(1998年)に最初に『ONE PIECE』を(谷口さんの監督デビュー作品「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で)アニメ化したときには、(『週刊少年ジャンプ』の)連載で“ゾロ”と“ナミ”は出ていた。で、“ウソップ”も「こういうキャラで……」という話を尾田さん(原作者の尾田栄一郎さん)から聞いていたんです。でもアニメではまだ出すのが微妙かもしれない、ということで出せなかったんですよね。今回は、おもいっきり出せるから……(笑)。
こもり校長:うわぁ、その時期の話はマジでおもしろい……!
谷口:24年前の宿題じゃないんですけど、引っかかっていたところがスッキリ出せてよかった! というのがありましたね。
ぺえ教頭:すごい話ね(笑)。
◆今後の展開は「二十数年間、黙り続けてきました」
谷口:その24年前、尾田さんと打ち合わせをしていた時に、これからのストーリー展開だったり、どういうふうになっていくのか、というのを、実は教えてもらっちゃっているんですよね。でも、連載はどうなるかわからないじゃないですか……でも、ちゃんとその通りに進んでいくんですよ。
ぺえ教頭:へぇ~!
谷口:グランドラインに出たりして、時間はかかりましたけどね。でも最初に決めた通りにきちんとやっているんだなぁ、というのがあって。そこはすごいなと思いましたね。
こもり校長:今後の展開も聞いていらっしゃるんですか?
谷口:知っています。
こもり校長:えー!?
谷口:知っていますが……私は二十数年間、言うに言えないから黙り続けてきました。だから、早く連載が終わってくれないかな、って……(笑)。ずうっと黙り続けていなければいけないんですよ。
ぺえ教頭:とんでもないシークレットだからね(笑)。
こもり校長:あらすじの大きな一本道は、ぶれていないんですか?
谷口:ぶれてないですね。ひとり一人こういう役割のヤツを集めたい、1回集まったらバラバラになって離れるんだ、みたいな。
こもり校長:えっ!?
谷口:そして、もう1回集結して……そこからは、言いませんけど(笑)。
ぺえ教頭:待って! どこまで聞いていいかわからない(笑)。
谷口:これ以上は尾田先生との信頼関係だから。でも、知ってますよ~(笑)。
こもり校長:ヤバすぎる!
◇
この日の放送では、映画『ONE PIECE FILM RED』(公開中)について、今回のストーリーになった経緯や、劇中のキャラクター・ウタの歌唱部分を担当したAdoさんからのメッセージ。アニメーション監督や映画監督を目指している10代のリスナーに向けてのアドバイスなどが届けられました。
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聴取期限 2022年8月18日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/