住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みをBlue Oceanリスナーみんなで考えていきます。今回は、就職活動中のリスナーからのメッセージを紹介しました。
※写真はイメージです
現在、就職活動真っ最中です。一番の悩みが「話を端的にまとめて話すことができない」ことです。話しているうちに“あれも話したい”“これも話したい”……となり、自分でも何を喋っているのかわからなくなるほど長く話してしまいます。どうやったら短く、相手に思いを伝えることができますか?(東京都 21歳 学生)
この相談に住吉は、「まずは就職活動、本当におつかれさまです。今年の就職活動は、このような状況で例年と勝手も異なり、いろんな不安やモヤモヤを抱えながらの活動かなと想像します。今回の相談は「話を端的にまとめられない」「あれもこれもと話してしまう」とのことですが、私すごくいいことだと思うんです。だって、話したいことがたくさんあるわけでしょう? 素晴らしいことです」とコメント。
続けて「ただ、いろんな話をして脱線してしまい、一番話したいことが話せなくなってしまうこともありますよね? 面接の時間は限られています。私のオススメは、“話したいことを優先順に書き出してまとめておくこと”です。引き続き頑張ってください!」とアドバイスを送りました。
番組にはリスナーからのアドバイスがたくさん届きました。
◆各エピソードを整理&想定問答を用意
私も昨年、この時期に就活していました。いろいろ話したいことがあって長くなってしまうとのことですが、事前にエピソードごとにまとめておくことをオススメします。例えば、サークルのこと、バイトのこと、勉強のこと……など、話したいことをそれぞれ1分くらいの長さで整理しておきます。そのエピソードに対して聞かれそうな質問を想定し、ベストな答えのネタを用意しておきます。もちろん、想定外の質問もあると思います。その場合は、とにかく話し出すのではなく、おおよその道筋を考えてから話し出すと、ゴールが見えて迷子になりません。頑張ってください!(東京都 22歳 女性)
◆結論ファースト
まずは“結論を先にもってくること”を意識してみては? 数ヵ月前に会社の昇格試験で面接をするときに、上司からもらったアドバイスが「まずは結論を言うこと」。例えば、「会社に入って〇〇をしたい。なぜなら〇〇だから」「自分は〇〇に役立ちます。なぜなら〇〇をしていたから」とすべて結論から話すこと。途中、話が脱線してしまったとしても、最初に言った“結論”が相手に伝わっているので大丈夫。リラックスして、肩の力を抜いて頑張ってください。応援しています!(東京都 34歳 女性)
◆鏡を見ながら“客観的に話す練習”をする
まずは“1番伝えたいこと”から話ようにしてください。そのうえで、実際の面接をイメージして練習してみるのはどうですか? タイマーを3分くらいでセットして、鏡で自分の姿を見ながら、話し方、表情……など、客観的に話す練習をすることをオススメします。応援しています!(神奈川県 女性)
◆面接官の立場で質問の意図を考える
学生たちの就職活動をよく見ています。多くの学生さんは、ただ、自分の言いたいことだけを並べて話すことが多いです。面接官が“なぜこの質問を聞いてきたのか”を考え、それに適したあなたの答えを伝えてください。面接の場面は、“自分が言いたいことを言う場”ではなく、“相手の聞きたいことに答える場”であることを忘れないでくださいね(東京都 29歳 男性)
ぜひ、リスナーのみなさんのアドバイスを参考にしてみてください。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/