桑田佳祐がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのレギュラー番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」。11月14日（土）の放送では、歌手の坂本冬美さんが電話で生出演しました。

桑田が作詞作曲、楽曲提供した坂本さんの新曲「ブッダのように私は死んだ」が、11月11日（水）にリリースされたことを記念して、この日は「『ブッダのように私は死んだ』リリース記念！ ～電話でイチ・ニの4択クイズ！ 坂本冬美さんSP！」と題し、桑田がなんとリスナーに直電。坂本さんにまつわるクイズを出題するという番組企画で盛り上がりました。

桑田佳祐

桑田が坂本さんに楽曲を書き下ろしたそもそものきっかけは、2018年の「NHK紅白歌合戦」での共演。2019年初春、楽曲制作の依頼をしたためた坂本さんからの手紙を受け取った桑田。当時、自身の活動の傍ら、サスペンスドラマやミステリー映画の鑑賞にハマっていた桑田は、坂本さんの手紙の内容と観ていた映像の世界がシンクロし、楽曲のインスピレーションが湧いていったそう。

先日公開となったミュージックビデオは、「坂本版・歌謡サスペンス劇場」ともいうべき、坂本さんの新境地を引き出した仕上がりとなっています。


【坂本冬美 - 「ブッダのように私は死んだ」Music Video】

そんな坂本さんの新曲「ブッダのように私は死んだ」が、満を持してリリースを迎え、2人が生電話でトークを交わしました。

◆桑田のサプライズに「大感動しまして」
桑田：2018年の「NHK紅白歌合戦」でね、冬美さんとお会いして。あのとき、天童よしみさんと一緒にご挨拶に来ていただいてね。

坂本：だって、感動しましたもの。

桑田：いや、こちらこそですよ～。

坂本：一緒のステージに立っているというだけで、なんだか興奮しちゃって。

桑田：リハーサルのときでしたよね。

坂本：リハーサルのときに握手していただいたのを、いまでも覚えています。

桑田：そのときに冬美さんを見てね、“かわいい”と思っちゃって（笑）。すっぴんでね。

坂本：ちょっと～、そのときに言ってくださいよ（照）。

桑田：うちの原坊（原由子さん）がいたから（苦笑）。

坂本：原さんにもお目にかかれて、幸せでした。

坂本冬美さん

桑田：冬美さんが、ビクタースタジオに初めて来てくれたときのこと、覚えています？

坂本：鮮明に覚えております。1年ちょっと前になりますけど。

桑田：もうそんな前になっちゃうんですね。曲はできていたんだけど、冬美さんにはそのことを伝えずにいて、サプライズのような形で呼んでね。

坂本：はい。

桑田：冬美さんは（楽曲提供を）依頼したことを断られると思っていたんですって？

坂本：そうなんです。たぶん“ダメだろう”と思っていたので、スタッフの方からその説明だろうなって。（スタジオに呼ばれたときは）まさか桑田さんがいらっしゃるとは思っていなかったので、大感動しまして。

桑田：（あのサプライズは）気持ちよかったな～。冬美さんの顔色が変わる感じがね。ところで、冬美さんは豆大福が大好きでね。よく買われているというご近所のお店の豆大福に私もハマっちゃってね。そこの豆大福がすごく美味しいんですよ。

坂本：最近は、（楽曲の歌詞にも登場する）みたらし団子に変えました。

桑田：今日はたくさんのみたらし団子を差し入れしていただきまして、ありがとうございます。

坂本：こちらこそいつもいろいろとありがとうございます。先日、（11月10日（火）放送の）「うたコン」（NHK）に出させていただいて。

桑田：観ましたよ！ 裸足でね。靴を忘れたの？

坂本：そうなんですよ……って、違います（笑）。

桑田：（「ブッダのように私は死んだ」の歌唱が）とても素敵でした。

坂本：すごく緊張したんですけど、景気づけにみたらし団子を食べて出ました。11月19日（木）の「スッキリ」（日本テレビ系）が心配です（苦笑）。

桑田：朝でしょ？ 朝早くから生で歌うんだもんね。

坂本：何十年かぶりに朝から生で歌うので、いまからとても緊張しています。

桑田：みんなで観ます（笑）。応援しています！

坂本：ありがとうございます。ぜひパワーを送ってください！

そして、最後は坂本さんにも4択クイズを出題。その結果や坂本さんの新曲「ブッダのように私は死んだ」は、ぜひ「radikoタイムフリー」でチェックしてみてください。

次回11月21日（土）の放送も、どうぞお楽しみに！

＜番組概要＞
番組名：桑田佳祐のやさしい夜遊び
放送日時：毎週土曜 23:00～23:55
パーソナリティ：桑田佳祐
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/yoasobi/