木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組
「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。5月のマンスリーゲストには、多くの男性リスナーからリクエストが寄せられていた藤原ヒロシさんが登場。5月29日(日)の放送では、リスナーから寄せられたメッセージに答えました。
◆今春上京したものの、東京になじめない…
<リスナーからのメッセージ>
僕はこの4月に地元の三重県から大学進学で東京に出てきて、大学の近くの街でひとり暮らしを始めました。まだ1ヵ月も経っていないのですが、東京の街がしっくりきていません。こんな僕でも東京になじめるのか、ちょっと不安です。“東京の魅力”ってどんなところですか?(男性 18歳)
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この男性リスナーと同様に、三重県出身で10代のときに上京した藤原さん。「今と昔は違うからあれだけど……東京の魅力って、今、本当にあるのかなぁ?」とポツリ。「田舎にいても同じようにコンビニはあり、同じようなソサエティ(社会、人々の集まり)があり、インターネットは同じようにみんなが使えて……ということを考えると、前よりは絶対に(魅力が)減っている気がするけどね」と自身の見解を示します。
続けて「(僕が上京した当時は)本当に田舎と東京の差は歴然で。例えば『ファミレスって24時間開いているの?』とかさ。コンビニなども、田舎にはそんなになかったから」と言い、「(当時の東京は)便利な街ではあったけど、それは少なくとも今は(地方との)ギャップはないですよね。だから、東京の街よりも、東京に出てきている友達とうまくやれるかどうか、っていうのもあるかもしれないね」と話します。
木村も「ベースは(東京も田舎も)そんなに変わらないですもんね」とうなずき、「“東京で暮らしている人と、どういう時間を過ごせるか”っていうことが、非常に関係してくるんじゃないかな? 今はこういう状況下なので、大手を振って(友達と)遊びに行きづらいから、余計に『東京になじめない……』って思うこともすごくあるだろうし。(コロナ禍での)大学生活も、東京も、今までと同じではないと思うので……」とリスナーを慮ります。
また、藤原さんが上京したときに「こんなことがあるんだ!?」と感じたことがあると言い、「地方にいると、(周囲で)仕事をしている大人って、サラリーマンやお医者さんとかしかいないわけじゃないですか? でも東京に来たら、例えばスタイリストでも広告代理店でも、(地元にいるときにイメージしていた社会人とは)全然違う職業で、生活をすごく謳歌して稼いでいる人たちがいっぱいいる。だから、『こんなに自由に楽しそうに仕事をしている大人がいるんだ』ってことに気づくと思う」と話します。
そんな自身の経験からも「それを学生時代に、もっと教えればいいのになと思うんですけどね。『東京には、こういう仕事もあるよ』っていう、チョイスの1つとして教えてもいい気がしますよね。僕が東京に出てきたときは、田舎の先輩や周囲の大人とは全然違うジャンルの人がいっぱいいたので、『夢がある』っていうのも変だけど、『こういうふうにやっていけるんもんなんだな』って、ちょっと思ったよね」とも。
続けて「そういう世界が、クラブなのかカフェなのかわからないけど、そういうところに広がっている可能性はありますよね。だからもう少し我慢していたら、東京が楽しくなってくるんじゃないかな」と藤原さん。
木村も「今はみんなの共通の我慢も必要ですからね。お互いにもう少し踏ん張らなきゃいけない時期だと思うので。でも、ちょっとでもストレスを感じたり、『寂しいよ』って思うことがあれば、いつでもこうやってメッセージを送ってほしいと思います」とリスナーに呼びかけました。
次回6月5日(日)の放送もお楽しみに!
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聴取期限 2022年6月6日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/flow/