木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組
「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。5月のマンスリーゲストには、多くの男性リスナーからリクエストが寄せられていた藤原ヒロシさんが登場。5月15日(日)の放送では、現在所有するギターや作詞などについて語り合いました。
◆ギター、作詞…藤原ヒロシ×木村拓哉の音楽談義
1983年にニューヨークでDJの現場を体感し、帰国後、日本におけるクラブDJのパイオニアとして活動をスタートした藤原さん。1985年、高木完さんとヒップホップ・ユニット「タイニー・パンクス」を結成し、1986年に日本初のクラブ・ミュージック・レーベル「MAJOR FORCE(メジャー・フォース)」へ参加。
1990年代からは自身の楽曲を発表する一方で、音楽プロデューサーとして藤井フミヤさん、小泉今日子さん、UAさんほか多数のアーティストの作品を手がけます。2006年のDJ引退後は、ギター演奏による音楽活動をスタート。現在は、ソロのシンガー・ソングライターとしても活動中。また、ストリート・カルチャーの牽引者としてワールドワイドに活動しています。
DJ引退後も音楽活動を続ける経緯について、「ギターが好きだったので、前から家ではギターを弾いたり歌ったりしていたんだけど、友達に誘われてライブをやるようになって。ライブに呼ばれて行く感じになったからかな」と振り返ります。
木村が「ギター(の所有本数は)相当ありますよね?」と尋ねると、藤原さんは「ありますね」とうなずきつつも「でも、この前まとめて断捨離したんですよ(笑)」と告白。知り合いのギター店に来てもらい、10本ほどのギターを買い取ってもらったことを明かします。
現在、4本のギターを所有している木村に、藤原さんが「弾くギターって決まってきません?」と尋ねると、「決まってきます!」と即答。「(普段から)手に取りやすいものもあれば、毎回(ギターを)抱くたびに(かしこまって)『失礼します!』って感じのギターも、正直あります。ギターによって若干、フィーリングが違うのかな? っていう気持ちはありますね」と語ります。
続いては、“詞”にまつわるトークを展開。藤原さんが「詞を書くのは難しいですね」と話すと、木村は「どこでつまずきます?」と質問。すると藤原さんは「どこかなぁ……何かきっかけがあればスラスラ書けるんですけど、最初のきっかけと、最終(段階)で『やっぱり、この言葉は絶対に使いたくない』ってときにつまずく」と答えます。
一方、木村は「(僕はまだ詞を)書くところまでいかなくて、何回か経験があるぐらいで……」と前置きしつつ、「何か自分発信のものをクリエイトしようってなったときに、今の世の中の状況とか、実際に目の前にある自分たちがやるべきことのバランスに対して、『今、自分は気持ちをどっちに持っていきたいんだろう?』っていう、自分自身の方向性をジャッジするところでつまずきますね。詞を書くとなったら、『こっちは触れときたいよな』って思いが出てしまうこともある」と語ります。
それを聞いた藤原さんは、「あと、“木村拓哉”っていう名前(を背負って詩を書くこと)が難しいですよね。『その名前でそんなこと言えない!』みたいなことってない? やっぱり“木村拓哉”っていう名前はメジャーだしさ。僕なんかはマイナーだし、何をやってもいいっていうか、ひねくれた物が割と好きなんで」と続けると、木村は「いやいや、全然マイナーじゃないし(笑)」とツッコミを入れつつ「でも、そういう言葉遊びというか、ひねくれた感覚は、(藤原さんが主宰するデザインプロジェクト)『fragment design』では、それが当り前のようになっていると思うんですけど」と話しました。
次回5月22日(日)の放送も、引き続き藤原さんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2022年5月23日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/flow/