パーソナリティをつとめる麒麟・川島明
お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。2月12日(土)放送のお客様は、シンガーソングライターのマハラージャンさん。ここでは、人生で見つけた一番のエウレカ(発見・気付き)について語り合いました。
マハラージャンさん
東京都出身のマハラージャンさん。大学院卒業後、CM制作会社へ就職。Web広告代理店に転職後は、会社員として勤務しながら音楽活動に取り組みます。社会人になって感じた強烈な劣等感や耐え難い苦悩、屈辱を「スパイス×ダンスミュージック」という形で昇華。2019年11月にデジタルEP「いいことがしたい」でインディーズデビュー後、2021年3月に「セーラ☆ムン太郎」でメジャーデビューを果たしました。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」2月12日(土)放送より
◆自分の才能に気付いていない人は多い?
川島:これまでの人生で見つけた一番のエウレカ(発見・気付き)を挙げるとするならば?
マハラージャン:「意外と身近にすごい人はいる」です。大学生の頃、音楽サークルとかいろんなところにいたんですけど、カリスマ的に演奏のうまい人がゴロゴロといたんですよ。
川島:ほうほう。
マハラージャン:結局みんな、プロを目指さなかったんです。でもそれって、目指さなかっただけの話で、すごい才能を持った人はたくさんいたんですよね。
川島:今の自分から見てもですか?
マハラージャン:はい。今はプロの方と関わる機会があるし「みんなすごいな」って感じるんですけども、「よくよく考えたら大学生の頃のあの人たちってすごいな」とも思うんですよ。川島さんもそういう気持ちって持ったことありませんか?
川島:めちゃくちゃあります。僕はたぶん、学校のクラスだと5番目ぐらいに面白い存在でしたよ。
マハラージャン:(笑)。
川島:前に出て明るく振る舞う人もいれば、僕みたいなハガキで大喜利を書いてラジオに送る人もいるクラスでしたけども、「学校で一番面白かった」とは思えないです。もっと破天荒な奴がいましたから。
マハラージャン:そうですよね。
川島:かつて面白かった人たちは今何をしているんだろうって、めちゃくちゃ思いますよ。
マハラージャン:僕、「自分はすごい」ってことを知らないまま勝手に諦めちゃっている人が多いなって思うんですよ。自分のことを過小評価している人が多いなって感じます。
川島:うんうん。
マハラージャン:やりたいことをやったら、うまくいくかもしれないんですよね。
川島:環境も重要だとは思うんですよね。比べるものが必要というか……。僕の話でいうと、僕の実家から歩いて5分のところに、吉本の先輩・清水圭さんのご実家があって。“ポストダウンタウン”的な感じで、カリスマ的に活動されていた清水圭さんが売れていくたびに、家がどんどんでかくなっていったんですよね。
それを横で見ていたから「僕ももしかしたら……」と思えたのかもしれません。そういう“物差し”が近くにあったから。あとはやっぱり運もありますよね。みなさんのおかげで夢をつかませてもらったという気持ちがあります。
次回2月26日(土)のゲストは、お笑い芸人・JP (ジェーピー)さんです。お楽しみに!
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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/