吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。5月11日(土)の放送では、老舗和菓子屋「大野屋」の十代目・大野悠さんに話を伺いました。
「高岡ラムネ」
富山県の高岡市にある、創業180年の老舗和菓子屋「大野屋」。
「和菓子の面白さを、若い人に知って欲しい」
そんな思いがあり、5年前から幅広い世代に人気のお菓子「ラムネ」を手がけるようになったとか。
ただのラムネでは職人のプライドが許さない――。「大野屋」がつくっているのは、“和菓子の文化”を感じさせる「高岡ラムネ」です。
「奇抜なものではなく、昔ながらの和菓子の形で日本の文化を伝えたかったので」
季節の花、縁起物……「高岡ラムネ」には、大野屋の歴史の中で使われてきた“和菓子の木型”が使われています。
「貝尽くし」古来から人気の吉祥文様のひとつ
そんな「高岡ラムネ」は、素材にもこだわりが。
「和菓子屋に馴染みのある素材として、主に富山県産のコシヒカリの米粉を使っています。香料は一切使わず、国産イチゴや国産ショウガなど、自然なもので香りづけをしています」
和菓子職人により、ひとつひとつ丁寧に起こされたラムネは、口当たりの良さも魅力です。
「手で仕上げているので、口どけが、ふんわりとやわらか。ほんのりとやさしい甘みが口に広がるように仕上がっているかと思います」
パッケージは、大野さんの大学時代の友人がデザイン
和菓子の魅力を、次の時代へと伝える「高岡ラムネ」。みなさんも、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php