吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。2月20日(土)の放送では、「ビーファースト」取締役社長の鈴木貴之さんに、サボテンを使ったコスメブランド「SABO LABO(サボラボ)」についてお話を伺いました。
ウチワサボテンを活用したコスメブランド「SABO LABO」
サボテンの生産量日本一を誇る町、愛知県春日井市。地域資源である「ウチワサボテン」を活用したコスメブランドが、春日井市に誕生しました。
名前は、「SABO LABO(サボラボ)」。
サボテンは、砂漠で強く生き抜くために高い保水力や洗浄力、抗酸化力などを備えたパワフルな植物で、古くから傷の治療や豊富な栄養源として活用されてきました。
コスメの原料となるウチワサボテン
その機能性に注目して開発された「SABO LABO」の第1弾コスメが、「ミルククレンジング&洗顔」です。
開発を手掛けたのは、ウチワサボテンを使ったコスメ商品などの研究開発や、販売製造をおこなっている会社「ビーファースト」。
「サボテンを使った町おこしを、なにかお手伝いできないかというところからサボテンの持っている特性として、保水力や抗酸化といったアンチエイジングに非常に良い、肌に対して良い特徴があったので、そのあたりをうまく商品化できたのではないかと思います」と鈴木さん。
サボテンで町おこしを
サボテンビールやサボテン餃子、サボテンラーメンなど、これまでサボテンを使った「食」での地域おこしはおこなわれてきましたが、コスメ関連での活用は「初の試みだった」と言います。
官民一体となり、春日井市民にサンプルを配布して意見を聞き、改良を繰り返して完成に至ったという地域密着型のプロジェクトです。
コスメ関連でのサボテンの活用は初
「地元の人たちの声を1万人分集めて、約1年ちょっとかけてモノづくりをさせていただいています。製造も、春日井市にある自社の工場でつくっています。地産地消につなげる形で、僕たちが音頭を取ってもっとブランディングできていけると、みなさんに認知されていきやすくなるのかなと思っていますね」
みずみずしくトロリとしたテクスチャーのサボテンクレンジング。多くの人に使ってもらうことが、地域の活性化につながります。
改良を繰り返して完成したサボテンコスメ
みなさんも、春日井産サボテンの秘められたパワーを実感してみませんか?
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聴取期限 2021年2月28日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/