ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。6月27日(月)の放送では、『めんどくさいヤツ グランプリ』をテーマにお届けしました。自身が“面倒くさい”と認識しているクセや性格について、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が10代リスナーの話を聞いていきました。そのなかから、こもり校長が共感した17歳の女性リスナーとのやり取りを紹介します。
――17歳・高3リスナーは……『周りからの「かわいいね」の一言が受け入れられない面倒くさい性格です』
こもり校長:むっっっちゃわかる!
ぺえ教頭:校長と一緒だ(笑)。「かっこいいね」って言われたら?
こもり校長:「え~!?」ってなる。言われても意味がわからないよな?
リスナー:マジでわかんないです。
こもり校長:それは、「何に対しての“かわいい”なの!?」っていうね。
ぺえ教頭:(笑)。
――ぺえ教頭「ぶっちゃけ贅沢言うな!」
こもり校長:友達から「かわいいね」って言われたら、どう返すの?
リスナー:「ありがとう」と言って受け流すんですけど、心の中では「ガチでは思ってねーだろ!」って思っています(笑)。
こもり校長:わかるわ~。ポップに「ありがとう!」って言うのが、いちばん返し易いよな?
リスナー:そうですね(笑)。
ぺえ教頭:でも「かわいいね」はまだいいじゃん。私はよく「かわいらしいね」って言われるのよ。それは“かわいいっぽい”ってことで、かわいくねーじゃん(笑)。だから私からしてみれば、「かわいいね」って言われてるんだから、ぶっちゃけ贅沢言うな! って思う(笑)。
リスナー:(笑)。
ぺえ教頭:「かわいらしいですね」とか「爪キレイですね」とか「肌キレイですね」……「かわいい」って言えよ(笑)。
こもり校長:あっはっは!
ぺえ教頭:だから、うらやましいわよ(笑)。
こもり校長:……という人もいるんだけど、どう?
リスナー:でも、ぺえちゃんめっちゃかわいいです!
ぺえ教頭:あ!?
リスナー:(笑)。
ぺえ教頭:ナニ笑ってんだよ?
全員:(笑)。
ぺえ教頭:こんなふうに、わかりやすくイジってくるのはいいのよ。「ぺえちゃんかわいい、アハハ!」みたいなのは、「うるせぇな!」って言えるから。今のは正解よ。
リスナー:本心なんですけど……(笑)。
――「かわいい」が信じられないと、自分の言う「かわいい」も信じてもらえない
こもり校長:でも、今みたいに、友達に「かわいい」って言うこともあるの?
リスナー:ありますね。
こもり校長:それは、どういう気持ちで言っているの?
リスナー:自分のことをあまりかわいいと思ったことがないんですけど、相手は自分よりもちろんかわいいので、本心で「かわいいね」って言います。
こもり校長:(相手と自分を)比べてね。
リスナー:はい。
こもり校長:でも、(周りからの)「かわいい」が信じられないと、自分の言う「かわいい」も信じてもらえないわけじゃん。でも、「かわいい」って思うときはあるわけじゃん?
リスナー:そうですね。
こもり校長:だから、自分の思う「かわいい」を、どう届けたらいいかわからないよね。
ぺえ教頭:あ~。じゃあ(校長は)、「かっこいいですね」か「素敵ですね」なら、どっちがうれしい?
こもり校長:「素敵ですね」だね。
ぺえ教頭:「素敵ですね」は、総じて褒めてくれている気がするね。
こもり校長:「素敵ですね」のほうが、自分に置き換えられることがあるんだよね。
ぺえ教頭:あーわかる。
こもり校長:(リスナーに)「かわいいね」か「素敵ですね」ならどっちがいい?
リスナー:「かわいい」は一部分だけな感じがするんですけど、「素敵ですね」はオーラのことを言ってくれている感じがするかな。
ぺえ教頭:顔だけではなくて、全身から感じるものというかね。
こもり校長:めっちゃわかるわ~。
ぺえ教頭:……で、どうしたらいいんだ!?
――謙遜せずに「ありがとうございます」を!
こもり校長:(リスナーに)その性格はどうしたいの?
リスナー:(「かわいい」という言葉を)純粋に、素直に受け入れられたら、嬉しいだろうなって。けっこう顔に出がちなので、(受け入れていないのが)バレているかなって(笑)。
こもり校長:俺も同じことを思っているんだよね。あと、「かわいい」と言われて、本気で信じられる人ってかわいい人なのよ。かっこいい人も、それを信じられる人はかっこいいわけ。でもそれを否定するということは、(相手が感じている)“かっこいい”や“かわいい”を削るのと一緒だから。
ぺえ教頭:そうねぇ。やっぱり、「かわいいね」と言われて「ありがとうございます」と言える人ってスマートだよね。キレイだし、美しく見えるよね。
こもり校長:わかる。
ぺえ教頭:習慣づけてみるのはどう? 「かわいい」、「かっこいい」と言われても謙遜しない、というテーマを作って。
こもり校長:なるほどね。(リスナーに)「ありがとうございます」キャンペーンを、2人でやってみる?
リスナー:やってみましょう!
こもり校長:素直に受け入れて、幸せになってみるか!
リスナー:幸せになりましょう!
――このほかには……
・周りが気にしないような細かい学校の決まり事を先生に尋ねるなど、「疑問を持ったら、空気に関係なく聞いてしまう」という17歳の男性リスナー
・改行や絵文字まで、「好きな人に送るLINEを、いちいち友達にチェックしてもらう」という17歳の女性リスナー
・テストの手応えがないと友達に“ムリムリムリ!”と訴えるなど、「不安が大きくなると、口に出さないと気が済まなくなる」という15歳の女性リスナー
と電話をつなぎ、それぞれの“面倒くさい”エピソードを聞いていきました。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/