住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。暮らしとお金の情報サイト
「家計見直しナビ」とタッグを組んで、お金や保険のプロに“家計のお悩み”を相談し、日常生活におけるお金にまつわる豆知識を学ぶコーナー「家計見直しナビ presents おさいふ相談室」。10月2日(金)の放送は、ファイナンシャルプランナー・飯村久美さんがリスナーの質問に答えました。
※写真はイメージです
<リスナーの質問>
コロナの影響で収入が減ってしまいました。そこで、現在、大手携帯キャリアと契約して月々8,000円ほど支払っているスマホ代金を見直したいと考えており、今のスマホのままで格安SIMを検討中です。ちなみに通話はほとんどせず、もっぱらインターネットを使用しています。格安SIMについてのメリット・デメリットを教えていただけたらと思います(東京都 自営業 男性)
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住吉:菅義偉首相が携帯料金の値下げに強い意欲を示したり、NTTがdocomoを完全子会社化することを正式発表したりと、 何かと話題の多い携帯業界。9月30日(水)からは、楽天モバイルが5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスを開始。その安さも話題になっていましたよね。
◆そもそも格安SIMとは?
住吉:ちなみに、ここ数年よく聞く「格安SIM」。SIMとは、スマホのなかに入っているICカードのこと。契約した携帯電話会社から発行されるもので、スマホを電話機として使うために必要な情報が記載されています。
格安SIMの“格安”は、大手携帯電話会社に比べて月額料金が安いという意味。格安SIMは、SIMカードを対応スマホに装着して安く使えるサービスです。
◆格安SIMはどのような方にオススメ?
飯村:格安SIMに変えたほうがいい人は主に3つです。
①毎月の通信費を下げたい人
②長電話をしない人や、通話はLINE通話などを使っている人
③キャリアのサービスを使わなくてもいい人
→例えば、docomoユーザーの場合、”@docomo.ne.jp”などのキャリアメールアドレスが使えなくても問題ないか否かです。メールはGmailなどのフリーメールを使います。
相談者さんは、通話をほとんどされないということですので、データ通信をどのくらい使うかでプランを選び、格安SIMの料金と比較してみましょう。格安SIMの料金はプランにもよりますが、月額1,000円〜3,000円くらいです。現状に比べて年間数万円は安くなる可能性があります。
住吉:3つの項目に当てはまっている人、けっこう多いのでは!? 実は私も当てはまっているかも……。
◆格安SIMに変える際の注意点は?
・まず、現在ご使用中のスマホで、格安SIMが使えるかどうか通信キャリアに確認してください。
・アクセスが集中する時間帯は、通信速度が著しく低下する場合などがあります。
・格安SIMの手続きやサポートは、基本的にWebサイトでおこなうのが中心。サポート体制は弱いです。UQ mobileなど、大手キャリアのサブブランドを選ぶと、大型量販店で専門カウンターを設けている場合が多く、敷居が低くなります。
住吉:なるほど。通信速度とサポート体制……大事ですね。まずは、現在加入しているプランの見直し・比較が良いかもしれません。携帯電話代がお安くなるのは嬉しいですよね。ぜひ、参考にしてみてください!
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聴取期限:2019年10月10日(土)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.kakeinavi.jp/blue-ocean/