吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。11月27日(土)の放送では、「KOSelig JAPAN(コーシェリ・ジャパン)」代表の織井敬太郎(おりい・けいたろう)さんに、「アップサイクルキャンドル」についてお話を伺いました。
「アップサイクルキャンドル」
福岡県太宰府市で、今年生まれたばかりのキャンドルがあります。それは、「アップサイクルキャンドル」。
本来であれば、廃棄されるモノを新しくアップグレードさせ、そのモノ自体の価値を高めるのが「アップサイクル」。
このキャンドルの容器に使われているのは、全国で捨てられてしまう日本酒の瓶です。
廃棄される日本酒の瓶をキャンドルの容器に再利用
それらを回収して、一つひとつキャンドルグラスに加工。
そして、キャンドルがなくなってもグラスは再利用できるように、詰替用のキャンドルも展開するという“廃棄しない”キャンドルです。
アップサイクルなモノづくりを手掛けているのは、「KOSelig JAPAN」というブランド。
「KOSelig(コーシェリ)」とは、“心地いい”という意味のノルウェー語です。“心がホッとする暮らしを通して、地球の未来を考えていきたい”という思いで立ち上げられました。
「ノルウェーでは、コーシェリという言葉が、日本で言う“かわいい”という言葉と同じぐらい日常的に使われているんです」と織井さん。
アップサイクルなモノづくりを手掛ける織井敬太郎さん
「ノルウェーは、雪国ですし、とても寒い国なんですね。寒い外から帰ってきて最初にすることが、暖炉に火をつけてキャンドルを灯すことなんです」
キャンドルを灯すことは、暖かい空間を作るということ。凍えた体が温まって、心がホッとする時間が“コーシェリ”です。
織井さんは、“世界中の人々が、不安やストレスから解消された未来を目指したい”と考えています。
コーシェリを広めるためにできることのひとつが、この「アップサイクルキャンドル」。
“コーシェリ”で心がホッとする時間を
「このコーシェリという言葉や考え方を、日本でも広めていきたいなと思っています」
「アップサイクルキャンドル」を通して、環境にも人にもやさしい、ホッとする時間をつくる。これからの季節にピッタリですね。
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聴取期限 2021年12月5日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/