乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」。5月25日(火)の放送は、気象庁気象研究所の研究官で雲研究者・荒木健太郎さんがリモート登場。現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で話題の“雲を見る方法”などを教えてくれました。
荒木健太郎さん(下)とパーソナリティの山崎怜奈
主に雲の仕組みや雲の物理学の研究に取り組む荒木さん。映画やドラマとの関わりも深く、新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」では、気象監修を手がけています。具体的には、新海誠監督から渡された絵コンテをもとに、場面に適した雲を選んだり、気象に関するセリフに整合性を持たせたりして、よりリアルな作品づくりの手助けをする、というものです。
また、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にも気象資料を提供。劇中での虹色に輝く「彩雲」が話題になるなか、この気象現象を見る方法も教えてくれました。
「実は彩雲が出やすい雲があります」と荒木さん。いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲と呼ばれる、小さな雲片が多数の群れをなす「巻積雲」「高積雲」がそれに該当し、これらの雲が太陽のそばを通るときに、彩雲が頻繁に観測されるそうです。
「太陽を建物などでぎりぎりに隠し、その影から見ると、肉眼でもはっきりわかる」と言う荒木さんに、れなちは「そもそも虹自体、あまり目撃できない……」と嘆くと、「虹は太陽と反対側で雨が降っているときに見られる現象です。雨上がりのタイミングで太陽の反対側を見上げてみると、意外と高確率で出会えます。これからの時期は、夕立などのあとに東側を見ると、けっこう出会えますよ」と虹の見方をアドバイス。
この助言に、れなちは「虹に出会えて『ラッキー! 今日はいいことあるかも』と思っていたけど、実は自分で探せばラッキーも見つかるかもしれないってことですね。いいですね! いまは外を歩いていてもスマホを見がちですけど、空を見たいなとあらためて感じました」とコメントしました。
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聴取期限 2021年6月2日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/