声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。11月29日(日)の放送は、「最新サイクルガジェット」を紹介しました。
Boseのスポーツ用オーディオサングラスを着用する野島裕史
野島:ガジェットは、もともと大好き。いわゆる“持ち運びができる電子的な小物”ですね。でも、“自転車に乗るときにラジオが聴けない”という悩みがあって、これを解消するガジェットに注目しています。
自転車に乗るときはイヤホンを付けてはいけないので、この番組でも定期的に自転車に乗りながら使えるBluetoothスピーカーを紹介しています。最近、特に気に入って長く使っているのがネックスピーカー。Boseのネックスピーカーを使っています。首にかけるスピーカータイプなのですが、けっこう音が良くて長く使っています。
今回紹介するのは、Bose社のスポーツサングラス型Bluetoothスピーカー「Bose Frames Tempo」。今までで1番耳の近くで鳴るスピーカーで、音漏れが少なく良い音を聴けます。サングラス型スピーカーは以前から発売されていたのですが、比較的街用で、ファッションサングラスっぽいデザインだったのでスルーしていたのですが、今回はついにスポーツ仕様が出たということで、自転車ガジェット好きな僕は即予約購入をしました。
発売日に届いたので、すぐ装着してサイクリングに出かけました。まず、音が耳に近い分、ネックスピーカーよりも細かくよく聴こえます。高音部までよく聴こえるなと思いました。そして何より外部への音漏れが、ネックスピーカーよりもさらに少ない。この辺は個人差がありますが、周囲の目を気にせずに音楽やラジオを聴けます。
あと、ナビゲーション音声を聴くときにもすごくいい。「自転車ナビ」というスマホアプリがあるのですが、スマホをバッグやポケットにしまっていても、耳元で安全にナビゲーションしてくれるので本当に便利です。
「Bose Frames Tempo」の音量を最大のほうまで上げると、確かに音楽をガンガン、ノリノリで聴けるのですが、後方を走る車の音が若干聞きづらいかも。もちろん外の音はよく聞こえるのですが、音量は上げすぎないようにしたほうが良いなと思いました。それだけしっかりと音が聞こえるBluetoothスピーカーなんだなと改めて思いました。
レースや大会のレギュレーション次第ではあるのですが、おそらくこのサングラスは装着できるのではないかと思います。これはかなり画期的だと思います。もちろんストイックなタイプの方は、そんなものはいらないと思いますが、僕のような緩いタイプは、富士ヒルクライムをしながら音楽を聴いて、ゴールの1番キツイ辺りで鼓舞してくれるような曲を聴きたいなと思うんです。そういった場合、こういったサングラスがあると良いなと思いました。
ただ1つ難点がありまして。これは僕だけかな? 僕の頭蓋骨の形の悪さが影響しているのですが、装着するときに少し圧迫感があるんです。自転車のヘルメットを探すときにも、いつも悩むことなのですが……。調節をすれば若干の圧迫感も解消されるかもしれないので、解消した際には、またこちらの番組でお話ししたいと思います。ぜひみなさんも、お店で試着してお買い求めいただきたいと思います。
さて、12月6日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、サイクルコラム「カングーが我が家にやってきた!」をお届けします。お楽しみに♪
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聴取期限 2020年12月7日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:
http://www.jfn.jp/toj