TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中のコンテンツ「Monthly Artist File -THE VOICE-」。1ヵ月ごとに担当アーティストが替わり、楽曲の制作秘話や番組でしか聴けない特別なエピソードを語ります。5月はRHYMESTERが担当。5月9日(日)の放送・配信では、Mummy-Dがお昼どきに聴きたいおすすめの楽曲を紹介しました。
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パーソナリティのMummy-D
◆歌のうまさだけがシンガーの魅力ではない
2回目となるオンエアでは、Mummy-Dが「ラッパーが選ぶお昼にぴったりな楽曲」を紹介。大学時代にソウルミュージック研究会に所属していたMummy-Dは、ビル・ウィザースの「Lovely Day」を選曲。ビル・ウィザースには、他のソウルシンガーにはない魅力があったそうです。
Mummy-D:ソウルシンガーって聞くと、むちゃくちゃ歌い上げてこぶしも利いて、アグレッシブな歌唱をして、エモーショナルなのを想像しますよね。この人は全然違うのね。この人の歌って力が抜けていて、どちらかと言えばうまいシンガーではないんですよ。だけど、朴訥とした味わい深さがある人。
世の中にはうまいシンガーさんっていっぱいいるけど、歌がうまいことに満足している人ってそんなにいなくて。逆に、彼みたいな「うまくはないけど味がある」シンガーに対して憧れる部分があるんですよ。ビル・ウィザースはその憧れの最たるレベルだと思っていて。「Lovely Day」のサウンドと歌詞が、日曜の朝から昼にぴったりだと思います。
◆学生時代に衝撃を受けたミュージシャン
続けてMummy-Dは、自らの音楽遍歴を遡りながら、お昼にぴったりな楽曲を紹介しました。
Mummy-D:自分が音楽に触れたのは、ゴダイゴやYMOがきっかけです。今はラッパーでありヒップホップを30年間ぐらいやってきているんですけど、その音楽のルーツに触れたのは中学1年ぐらい、1982年から83年です。ちょうど、マイケル・ジャクソンがムーンウォークをはじめた時期で、その頃にブレイクダンスを知ってヒップホップに出会ったんですよ。なので、音楽からというよりもダンスからヒップホップに入った。まあ、ある意味王道だよね。
多感な時期に衝撃を受けた人物として、プリンスの名を挙げました。
Mummy-D:マイケルが「昼」のイメージなら、プリンスは「夜」の人。プリンスは自分で全部作詞と作曲をする人で、言ってしまえば天才なんだけど、楽曲のなかに「毒」があって。それが中学生の自分にはカッコよく写りましてね。彼のブラックミュージック然としたところと、ブラックミュージックの要素だけじゃない部分が入っている音楽がいまだに好きです。そういう刷り込みをしてくれたのがプリンスじゃないかな。そんなプリンスの、日曜の昼にぴったりの曲は「I Wanna Be Your Lover」です。
この他にも、Mummy-Dが考えるフィーチャリング・スタイルについても言及していきました。詳細は、音声配信サービス「AuDee(オーディー)」でチェックしてください!
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<番組概要>
番組名:Monthly Artist File -THE VOICE-
放送日時:日曜 13:00~13:55
配信日時:不定期配信
※AuDeeで再編集版を配信(8月16日(月)までの期間限定配信)
パーソナリティ:Mummy-D(RHYMESTER)(5月担当・月替わりで変更)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/maf/