山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。9月8日(木)の放送では、華道家の假屋崎省吾(かりやざき・しょうご)さんをゲストに迎えて、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、假屋崎省吾さん
両親ともに園芸好きで、幼い頃から「園芸少年だったんですよ」と假屋崎さん。そして、転機になったのは大学生のとき。テレビ番組で取り上げていた“いけ花”を観て「自分が育てたお花を器にいけて、お部屋に飾るとこんなに素敵になるんだと思って、もうそこからのめり込んで、今年で40年も経ったんです!」と振り返ります。
現在は個展などをおこないつつ、後進の教育にも尽力。子どもたちに向けた“花育”に力を入れており、「小さい頃からお花の美しさを愛でて、自分でお花をいける、クリエイティブな作業をするのはとても大事なことだと思っています。小学校に行ってお花をいけてもらって、自分なりに自己表現をするということをやらせていただいています」とその取り組みを説明。
ただ、一般的に「いけ花」というと、“ちょっと難しい”“緊張する”といったイメージも。しかし、假屋崎さんは「全然そんなことはないんです」と言い、「まずは、お家で歯を磨くときに使っているようなコップとかに、お花を1本いけてみればいいんですよ。まずはそこから。それが2本になって、3本になって……自己流でもいいんです、やってみて!」と声を大にします。
そんな假屋崎さんは、やはり自宅もお花と緑でいっぱい。以前は表参道に住んでいたものの、現在は鎌倉へと引っ越したそうで「地下2階・地上3階のそこそこのお家でしたけど、周囲の木が全部切り倒されてしまって、環境にだんだんストレスを感じるようになっちゃって」とその理由を明かします。
今は鎌倉で1,000坪以上の土地に住み、日々造園し、木を植え、森のようにしようと思っているようで、「緑はいいですよ、癒されます。お家に鉢植えでもいいですから、ぜひ買ってきて育ててみてください」と假屋崎さん。
また、今春には銀座8丁目に新たなお花の教室をオープン。そこでは初心者から中堅・ベテランまですべて假屋崎さんが指導しており、「いけばなコース」と「假屋崎スタイルコース」の2つを用意。デモンストレーションとして、假屋崎さん自身がお花をいけたり、美味しいスイーツとともにお茶会をしたりしています。
お花を学ぶことのメリットとしては、生活が豊かになったり、お花選びが楽しくなったりすることに加えて「何と言ってもセンス・感性が磨かれるんです。そして素敵になります!」と力説。
そして、お花の教室には小学生の男の子から80代のお婆さままで老若男女が集い、「お花がライフスタイル、生きがいになってみんな元気に通っています」と語ると、れなちも「趣味として、お花は品があって憧れます」と興味を示します。
そして最後に、お花をいけたことがない方、そしてお花をすぐに枯らしてしまうなど、お花初心者の方々に向けたアドバイスを聞いてみると「お花をいけるときは必ず“水切り”、水の中でハサミで切ること。そうするとお花が長持ちします。そして、水の中に入った葉っぱは取り除いてからいけるようにしてください。そのままにしておくと、腐ってしまうので」と実用的な助言をしつつ、「あとは観察することも大事」とも。「いけっぱなしではなく、ちょっと手入れをする。愛情を込めて。それはなんでも同じことです。お花で素敵な空間を彩って、感性を磨いてください」とメッセージを贈っていました。
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聴取期限 2022年9月16日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/