木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組
「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。4月3日(日)の放送では、「リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画」と題し、リスナーから寄せられたメッセージを紹介しました。
◆吃音症を多くの人に知ってほしい
<リスナーからのメッセージ>
私は小学3年生から吃音症(きつおんしょう)を抱えて生きています。吃音症とは、言葉が円滑に話せない障がいで、話を始めるときに最初の一音が詰まったり、同じ音を繰り返したりする言語障がいのひとつです。
本当はしゃべるのが好きなのに、詰まるのを恐れてあまり話さなかったり、言葉を言い換えたり、言い換えができないときは黙ってしまいます。
授業中に当てられるときも心配で心臓がバクバクして、学校に行きたくないときもありましたが、高校3年間の皆勤賞をもらうことができました。私が今頑張っていることは、吃音症を受け入れて、声にすることを恐れずにしゃべることです。なかなか難しいですが、少しずつやっています。
吃音症は成人の約100人に1人が抱えていますが、目に見えないものですし、知っている人が少ないので、理解されずに馬鹿にされることが多いです。なので、吃音症を多くの人に知ってほしいと思い、このメッセージを送りました(18歳 女性)
*
そんなメッセージに木村は「(吃音症を抱えている)本人が、『今こういう努力をしていて、こういう症状を抱えている人たちがいることを、このラジオを使ってたくさんの人に知ってほしい』とメッセージを送ってくれたのは、すごい行動力だなぁって思う」と語ります。
続けて「言葉はつっかかってしまうかもしれないけど、きっと行動は全然つっかかることがないんじゃないかなと思いましたね。今は行動に移せる人が少ない世の中だと思うので、彼女みたいな行動力のある人がいてくれると、どんどん世の中が前に進めるんじゃないかなと思います」と話します。
吃音の症状がある著名人もいます。ミュージシャンのスキャットマン・ジョンは、吃音を活かした歌唱法で独自の音楽表現を開拓しました。また、シンガーソングライターのエド・シーランは、子どもの頃にエミネムのアルバムを聴き、彼のラップを真似していたところ吃音を克服。そんな自身の経験から、同じように吃音症で悩んでいる子どもたちに向けてエド・シーランは「ありのままの自分でいてほしいんだ。自分の変わっているところを受け入れて。変わっているっていうのは素晴らしいことなんだよ」と語っていたことを紹介。
あらためて木村は、「エド・シーランじゃないですけども、何か好きな音楽だったり、詩を朗読してみたり、そういう何か言葉を発することで向き合ってみたら、次第に克服できるかもしれないし。今こうやってメッセージを送ってくれて、抱えていることをしっかりと受け入れて、『(恐れずに)“しゃべる”ということを頑張ってみます』と言う彼女のことを、100%で応援したいと思います!」とエールを送り、エド・シーランの「Bad Habits」をオンエアしました。
次回4月10日(日)の放送は、4月14日(木)からスタートする新ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)で共演する女優・満島ひかりさんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2022年4月11日(月) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/flow/