吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。8月31日(土)の放送では、合羽メーカー・船橋株式会社 開発室の大谷真奈美さんにお話を伺いました。
子どもの安全を守るためのレインコート
歩行中の交通事故。すべての年齢のなかで、突出して多いのは7歳児。視界の悪い、雨の日の夕暮れに多発するというデータが出ています。
「悲しい事故を減らして、子どもたちの未来を守りたい!」という思いから、全国のママ500人以上の声を集め、機能性だけでなく、かわいくて遠くからでもよく目立つ蛍光色のレインコートが誕生しました。
名前は「とぅいんくる☆コート」。開発したのは、名古屋にある大正10年創業の老舗の合羽メーカー・船橋株式会社。日本初の児童向け“高視認性安全服規格”を取得したレインコートです。
そもそも「とぅいんくる☆コート」は、“子どもの命を守りたい”という気持ちを持った名古屋の女子大生をリーダーとする「世界一安全でカワイイ レインコート」プロジェクトから生まれました。
レインコートだけでなく、ランドセルカバー、収納ポーチもあり、収納ポーチは、ランドセルを背負ったまま子どもが1人で着られるという優れもの。
完全防水機能で、360度どこからでも反射材を確認することができるので、夜間のドライバーからでも、よく見ることができます。
機能性はもちろん、かわいさも重視
大谷さんは「ただ安全なだけだと、子どもたちに着たいと思ってもらえないし、親御さんにも着せたいと思われないので、まずは、かわいいというところで“着たい!”“着せたい!”と思ってもらうことを重視しました。全体は蛍光イエローをベースとしています。ポイントとして水色を用いて、男の子でも女の子でも着やすいような色になっています。反射材を使っていて、暗がりでライトを当てると、全面に星が浮かび上がるんですね。それを子どもたちがたくさんの人数で着ていると、天の川みたいに星が浮かび上がるのがかわいいと思っています」と魅力を語ります。
暗がりではライトに反射
高視認レインコートを着ることを“日本の子どものスタンダードにしたい!”。そんな子どもたちの安全を願って開発された「とぅいんくる☆コート」。1人でも多くの命を守る手助けをしてくれそうです。
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php