本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。毎週月曜日18:40頃からのコーナー「スカロケ競輪部」では、競輪部・マネージャーの田村響華(たむら・きょうか)さんに、初心者でもわかる競輪の魅力について教えていただきます。
11月7日(月)の放送では、東京都・A級2班の川上真吾(かわかみ・しんご)選手をゲストに迎え、お届けしました。
(手前から時計回りに)田村響華マネージャー、川上真吾選手、マンボウやしろ、浜崎美保
川上選手は、1986年生まれの36歳、立川競輪場をホームバンクとしています。中学、高校、大学とバスケットボールに打ち込み、大学卒業後に競輪の世界に進みます。そして、2020年12月には「SHINGO」のリングネームでプロレスデビューを果たし、競輪とプロレスの“二刀流”という異色の経歴を持つアスリートです。
◆競輪の道に進んだきっかけは?
幼少時代に父親によく競輪場に連れて行ってもらっていたことが、競輪の世界に飛び込むきっかけになったという川上選手。また、大学生の頃に幼少時代のことをふと思い出し、レースを観に競輪場に足を運ぶようになったそう。
当時の夢はというと、「数学の先生になりたくて教員免許を取ったんですけど、先生の道はなかなか難しかった」と志半ばで諦めたことを告白。数学の先生になれそうにもなく、大好きだったバスケットボールも大学を卒業したら、そこで終わってしまうと考えたときに、“じゃあ、競輪を受けてみよう”と思い立ち、日本競輪学校(現:日本競輪選手養成所)の門を叩きました。
学生時代はバスケットボール一筋だったため、自転車競技はもちろん初めてでしたが、「バスケットボールは走り込みをしますし、特に跳ねる動作、瞬時に上に跳ぶ動作があるので、(脚力の)バネは自転車競技に活きていると思う」と語ります。
◆34歳でプロレスデビュー!
川上選手は、もともとプロレスを観るのも好きだったそうですが、いざ競輪選手になってみると、プロレスとの意外な共通点を感じたようで、「持論を語らせてもらうと、競輪ってプロレスなんですよ。競輪にはライン(他の選手と連携してレースを走ること)というのもあるので、(レース中に)タッグマッチがあったり、1人でやらなくてはならないときがあったりと、プロレスに置き換えて考えられる競輪がすごく面白かった」と熱く語ります。
そして、競輪選手として活躍するなか、なんと34歳のときにプロレスデビューを果たし、現在も川崎市を中心に活動するプロレス団体「プロレスリングHEAT-UP(ヒートアップ)」に所属しています。
この団体では、キッズ(小学生)から一般男性・女性までが通えるプロレスクラス「HEAT-UP道場」や、現役のプロ選手がトレーニング指導してくれるパーソナルトレーニング「Grow-up」を運営しており、そこに川上選手が筋トレに通うようになったことがプロレスラーになるきっかけでした。
競輪とプロレスという異色の経歴に、やしろ本部長は「本来、競輪選手としていろいろな筋肉のつけ方があると思うんですけど、例えば、この筋肉はプロレスには必要だけど競輪では必要ないなど、筋肉のつけ方に違いはないんですか?」と質問。これに川上選手は「若い選手たちは、○○筋がどうで瞬発力がどうだと数値化していますけど、僕はわりと昭和な考え方なので、“力持ちなら何でもOK!”という考え方でやっています(笑)」と笑いを誘います。
そんな川上選手の印象について、田村マネージャーは「プロレスを始めてからアクロバティックなレースが増えた印象があります(笑)。レースを観ていて“めちゃくちゃ激しいな”って思っちゃう」と話します。
これを受けて、川上選手は「プロレスって、リング上で自分を表現することが一番重要なポイントだと思うんですけど、プロレスを始めたことによって、バンク上でも自分を表現したくなっちゃうんですよね。少しでも良い着順を取ることも大事なんですけど、“同じ負けなら良い負け方をしようぜ”みたいな(苦笑)。プロレスとリンクするんですよね」と力説します。
最後に改めて競輪の魅力について伺うと、「やっぱり人間同士がラインを組んでレースをするというドロドロした部分もあれば、さっぱりしたところもある。スポーツのなかにも人間の思惑が入り混じっている世界なので、それを予想していただくと、もっと楽しめると思います」とアピールしました。
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競輪について“もっと詳しく知りたい!”という方は、ぜひ
「けいりんマルシェ」をチェックしてみてください。なお、競輪・オートレースの売上の一部は、機械工業の振興や社会福祉等に役立てられています。
「スカロケ競輪部」は、TOKYO FMの音声配信サービス
「AuDee(オーディー)」でも楽しめますので、ぜひチェックしてみてください。
次回11月14日(月)の「スカロケ競輪部」も、どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2022年11月15日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:52
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/sky/