吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。12月7日(土)の放送では、ベビー子ども服の専業メーカー「小林メリヤス」代表の木村彰さんに、「オーガニックコットンのぬいぐるみ」についてお話を伺いました。
一つひとつ顔も色も違う、うさぎのぬいぐるみ
一つひとつ顔も色も違う、うさぎとくまの「ぬいぐるみ」。作っているのは、オーガニックコットンの子ども服を作っているブランドです。
洋服を作っていく過程では編み地の切れ端など、どうしても廃棄せざるを得ない部分が出てしまいますが、せっかく大切に育てられた素材は無駄にしたくない。
“これで何ができるだろう……”そんなとき、1人のぬいぐるみデザイナーとの出会いがありました。「小さな切れ端でも、繋ぎ合わせればかわいいぬいぐるみができますよ」。そんな一言からこのコラボレーションが始まり、新たなぬいぐるみが生まれました。
子ども服ブランド「cofucu(コフク)」を手がける会社「小林メリヤス」代表の木村さんは、「この編みぐるみは、余った生地の寄せ集めで、それをうまく利用して1つのぬいぐるみに仕上げていきます。全ての顔の表情や色は、100体あれば100通りあり、全て違います。縫い糸もオーガニックコットンを使っていますし、詰め物もオーガニックコットンにしています。何とも言えないやさしい風合いもこの商品の特徴です」と話します。
何とも言えないやさしい風合い
「小林メリヤス」の工場は大量生産ではありません。水と空気の綺麗な南アルプス市のファクトリーで、大事にものづくりをしています。“原料からものづくりに関わっている人に思いを馳せる”そんな想いに共鳴する人が、手に取ってくれることが多いと言います。
「私たちはよく“20年後の地球へつなぐ”という言葉をよく言います。生まれてきた赤ちゃんが成人を迎えるころ、今よりも、より良い環境になっていてほしいなという想いで、ものづくりをスタートしたブランドなんですね」
日本の技術を次世代へ
日本で流通する繊維製品のうち、国産の比率は現在たったの2%。木村さんは、「日本の技術を次世代へ伝えていくために、これからも心を込めたものづくりをしていきたい」と話してくれました。
----------------------------------------------------
【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2019年12月15日(日)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php