乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」。10月14日(水)の放送では、“身のまわりのフェイクニュース”を調査しました。
パーソナリティの山崎怜奈
職場や家庭で起きている出来事にフォーカスし、“誰かに話したかったこと”や“誰かと話し合いたかったこと”をシェアするメインコーナー「スピークアップ」。この日のテーマは“あなたの身のまわりのフェイクニュース”。
相談者は、SNSで回ってきた情報を信じて拡散したものの、のちにそれがフェイクであることが発覚。見事フェイクニュースに踊らされたそうで、見破り方を教えてほしいとのこと。
リスナーからは、「友達からの情報通りにしていたら、午後の授業をサボってしまった。その友達の言うことは7割信じないことにした」とのメッセージが。れなち的には、その友達が午後の授業に出ていたのかが気になるようで、「もしも出ていたらフェイクニュースを流されたってなるけど、出てなかったら凡ミスを流していただけで悪意はないのかな」と言い、「悪意があるかないかも微妙なところですよね……」と考え込みます。
そのほかにも、「親子丼は親と子で一緒に作るから親子丼と、子どもの頃に言われたがウソだったと最近知った」、「ウィンナーコーヒー(ウインナーコーヒー)を初めて見たのがTwitterで、ウインナーが浸してあった。彼女の前で実践したら爆笑されたけど、そのおかげで(?)その人と結婚できて幸せ」、「友達を家に連れてくれると、母が自己紹介ついでに『M-1予選敗退者で~す』とウソを言い、それを信じた友達が学校で広めて話題になってしまった」などさまざまなエピソードが寄せられました。
この日のゲストは、ジャーナリストの堀潤さん。いまやSNSやテレビ、新聞、ネットなどに多くの情報が飛び交っていますが、「チェックしてみないとわからないことがたくさんある」と言います。最近では特にコロナ関連が多く、例えば「息を吸って10秒我慢することができれば、コロナに感染していないらしい」というフェイクニュースがLINEで拡散され、信じてしまう人が続出。
また、トランプ大統領の存在も大きく、ワシントンポストの調べによると就任2年で8,158回もウソをついていたとか。あまりにTwitterを使ったウソが多いため、Twitter社はトランプ大統領のツイートに「これは事実を確認する必要があるツイートです」というラベルを貼るようになりました。
フェイクニュースの見破り方について聞いてみると、「不安を煽ったり、怒らせたり、感動させたり、そういった情報に触れたときは、1度“大丈夫かな”と立ち止まってほしい」と堀さん。また、最近では国内外でファクトチェック(事実の確認)を専門におこなう機関が立ち上がっているので、そこで確認するといいとか。
最後に今後のニュースのあり方について、堀さんは「情報・メディアは信じるものではなく、まずは自分が判断する1つの材料ぐらいに突き放して考えてほしい」とアドバイスしていました。
番組では、フェイクニュースについてリスナーに投票を実施。結果は、フェイクニュースを信じてしまったことが「ある」が67%、「ない」が33%でした。
多くの人がフェイクニュースに騙されていることが見て取れる投票結果に、れなち的な解決法は「想像力を働かせよう!」。なんでも鵜呑みにするのではなく、想像力を働かせ、その言葉や出来事の背後や前後の文脈などを踏みとどまって考えてみる。そして、「情報の断捨離、情報の分析、しっかりと自分の意志を持ってやっていきましょう!」と提案していました。
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2020年10月22日(木) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/