TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、ベッキーさんと関根勤さん。ここでは、ベッキーさんが“子育て”について、人生の先輩である関根さんに質問をぶつけました。
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(左から)ベッキーさん、関根勤さん
◆「1回共感してあげる」(関根)
ベッキー:子育てで気をつけていたことはありますか? 例えば“叱るときは感情的にならないように”とか。
関根:そうですね、諭していました。(麻里が)小学4年生くらいのときかな? 「勉強がつまらない」って言っていて。それに僕は「本当につまらないよね~、お父さんもそう思うよ」って。
ベッキー:共感したんだ(笑)。
関根:僕もそう思っていたから。それで、「だけどね、脳には数学的な分野とか音楽の分野、体を動かすところをつかさどる小脳とか、いろんな部位があって。全体的にバランス良く鍛えておくと、将来的に麻里が何かやりたいことができたとき、鍛えた脳が一番使う分野をサポートしてくれるんだよ」って。
ベッキー:おぉ(笑)。すごい諭し方。
関根:「例えば、サッカー選手が、サッカーだけじゃなくてスクワットをやったり上半身を鍛えたりするのと同じことなんだよ。だけど、それをお父さんはサボってきたんだよ。だから、社会に出てから苦労したの。いま、麻里はつらいだろうけど、やっておくと将来良いことあるから」って。
僕も(子どものころは)なんで勉強しなきゃいけないのかが分からなかったわけ。だけど、それをやるとこんなメリットがあるんだよ、っていうことを説明してあげたの。
ベッキー:麻里ちゃんは理解してくれました?
関根:「ああ、そうか」って。
ベッキー:すごい! そうしたら、納得するんですね。
関根:そして、1回共感してあげる。
ベッキー:私もそれは大事だと思って。「嫌だよね」「痛いよね」って。
関根:そうだね。
◆「人の不快を麻里が吸収できるように」(関根)
ベッキー:“子育てで一番大切にしていたことは何ですか?”って聞かれたら、なんて答えます?
関根:「一緒に人生を楽しむこと」かな。“生きていることは楽しいんだ!”って。
ベッキー:素晴らしいなぁ。
関根:それが自己肯定にもなるでしょ?
ベッキー:なりますね。
関根:僕はストレスを緩和してあげたかったの。例えば、学校に行けば、そりが合わない友達がいるし、合わない先生もいるし、いろいろなことがあるわけですよ。それで、家に帰ってきても両親から強い言葉を言われたりすると(メンタルが)潰れてきちゃうじゃない?
ベッキー:はい。
関根:だけど、良いことがいっぱいあれば、嫌なことがあってもドロップアウトしていかないのよ。だから、麻里が(外で)ストレスを浴びてきたことを、うちで全部チャラにしてあげる。
ベッキー:すごい!
関根:そして、“人の不快を麻里が吸収できるように”って。そういうふうに育てました。
ベッキー:本当に最強のパパですね!
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今週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……
4月6日(水)ぼる塾・酒寄希望さん、あんりさん×オズワルド・伊藤俊介さん
4月7日(木)島田秀平さん×三上丈晴さん(『ムー』編集長)
がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/