乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。4月25日(月)の放送は、色彩検定協会の認定色彩講師・長澤陽子(ながさわ・ようこ)さんをゲストに迎えて、お送りしました。
(写真左から)パーソナリティの山崎怜奈、長澤陽子さん
この4月から、ダレハナでは新コーナー「誰かに話したくなる色のはなし」がスタート。毎週月曜日に「色」にまつわるクイズを出題し、さらにはダレハナスタッフが色彩検定3級に挑戦中。さまざまな専門学校や講座で“色の効果”を伝える色彩講師・長澤先生は、まさにその色彩検定に挑む生徒に知識や技能を教えています。
そもそも色彩検定とはどういったものなのか。長澤先生は「色と聞くと感覚やセンスを思い浮かべる人が多いですが、実は理論的」と言います。例えば、色の組み合わせも通常は感覚で選んでいるものの実はさまざまな理論があり、それを学ぶことでバランス良く選ぶことができるそうで、「『私は(色の)センスがないかも』っていう人ほどぜひ勉強してほしい」とおすすめします。
れなち自身、洋服を選ぶときは色の組み合わせに悩み、結局は黒一色になりがち。しかし、色彩について学ぶと、「この色とこの色の組み合わせはアリなんだとか、世界が広がると思う」と長澤先生。
長澤先生はもともとIT業界に籍を置いていたものの、一念発起し色彩講師に。というのも、IT業界で販売促進に従事していた際、順調に受注していたものがある日まったく売れなくなってしまい、その状況を打開しようと試行錯誤していたときに出会ったのが色彩の知識でした。
色彩には心理的な効果があり、それはビジネスにも使えると知った長澤先生は、そこからスクールに通い猛勉強。そうして獲得した知識をビジネスに還元すると、止まっていた受注が価格や商品などを変えることなく再開。その経験を“みんなに伝えたい”と思い、色彩講師になったそう。
長澤先生の話を聞き、リスナーからは色彩に興味を示すメッセージが数多く寄せられ、そのなかには「パワーポイント(PowerPoint)のスライドの色のセンスが悪い」というお悩みも。これに長澤先生は「色数は限定したほうがいい。3色まで」とアドバイス。
重要なもの一つひとつに色をつけてしまうと、どれが重要かわからなくなるため、まずは重要な点だけポイントになる色を使うと良いそう。なお、その3色のなかで濃淡を使うのはアリ。また、企業によってはコーポレートカラーがあり、それを1色とカウントするとさらに色数は絞られてしまいますが、そういうときには「無彩色」と呼ばれる灰色や黒、白を上手に組み合わせることで、ほかの邪魔をせずに「色を引き立たせることができる」と言います。
さらには、「面接で『自分を色に例えると何色?』と聞かれることがあるが、そのときに回答すべき色は?」という質問も。これは「自分をどう見せたいかにもよりますよね」と長澤先生。例えば、エネルギッシュでガッツがある人は燃えるような「赤」や「オレンジ」。かたや誠実さや真面目さをアピールするには「ブルー系」が良いそう。ちなみに、ダレハナは「緑」を基調としたデザインになっていますが、それは癒しの色、さらには若くてフレッシュなイメージがあるそうです。
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聴取期限 2022年5月3日(火・祝) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/