住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みをBlue Oceanリスナーみんなで考えていきます。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
高校2年生のお子さんを持つ地方在住の友人から、お子さんの進路相談をされました。東京の大学への進学を希望しているそうですが、昨今のこの状況で、今後も何かあればリモート授業。地方から上京しても大学に行かず、自宅で授業を受けるので上京する意味はあるのか? と思うと、どうしていいかわからない……とのことでした。現役大学生で実家から離れて暮らしている方、今この状況のなか、どのような気持ちで過ごしていますか? また、そういう学生さんを持つ親御さんはどういう気持ですか?(神奈川県 33歳 女性)
◆地方の実家からオンライン授業を受けている友人も
東京の大学に通う4年生です。Zoomや動画などの授業を受けていて、オンラインでのディスカッションはあります。この半年で大学側の対応は変化しています。この状況が数年続くなら、大学側も何かしらの措置を講じるのではないかと思います。同じ大学に通う地元が九州の友人は、実家からオンライン授業を受けていますよ。落ち着いて対面授業ができるくらいになれば、都内に移動できると判断したそうです(東京都 22歳 女性)
◆日本中の大学生が同じ気持ちだと思えば…
今年、地方から東京に進学した大学1期生です。現在は夏休み期間中ですが、前期はオンライン授業でした。コロナがなければ、友達ももっとたくさんできたかも……と思いますが、日本中の大学生が同じ気持ちだと思えば、個人的にそこまでつらくないです(東京都 19歳 女性)
◆“大学へ行く目的”を考え直してみる
塾講師です。まず、東京の大学へ行く目的を考え直してみては? 勉強したいことがある、学歴を得る、東京で暮らしたい……など、何らかの目的があることが多いと思います。そう考えると、リモート授業がどうかは関係ありません。勉強が一番の目的でオンラインが続く状況なら、むしろ実家からでも通うことが可能です。いまだに学歴が職歴にも影響する世の中です。誰でも入学できる大学に行く意味があるのかは疑問ですが、本人が東京の大学に行きたいという意味を一緒にしっかり考えてあげればどうでしょうか?(東京都 33歳 男性)
◆どんな環境でも順応することが大事
行きたい東京の大学には、例え在宅になったとしても進学させてほしいです。私たち世代は、大学には当たり前に通って、キャンパスライフやサークル活動を楽しみ、学校内外でいろんなことを経験するのが大学生……と思われがちですが、昔とコロナ禍の大学では状況がまったく異なります。“これが新しいスタイルなんだ”とポジティブな発想に切り替えてみては。順応することが大事です。どんな環境でも学び、働き、生き抜くことが大事だと信じています(東京都 37歳 女性)
このアドバイスにパーソナリティの住吉は、「デジタルネイティブの今の学生さんにとっては、オンライン授業に対して抵抗がなさそうですし、オンラインならではのプラス面もたくさんありそうですね。発想の転換ですね。みなさんはいかがでしょうか?」とコメントしました。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.kakeinavi.jp/blue-ocean/