吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。9月19日(土)の放送では、愛知県岩倉市にある「石塚硝子」の伊藤裕之さんに、自身が開発担当した「つよいこグラス」についてお話を伺いました。
安全面への配慮が万全の「つよいこグラス」
愛知県岩倉市に本社を構える「石塚硝子」。創業から200年という老舗のガラスメーカーですが、さまざまな製品を手掛けるなかでひと際目を引くのは、子ども向けの「つよいこグラス」というガラスのコップです。
グラスの容量は、子どもの飲み切りサイズ。
さらに、安全面への配慮も万全です。業務用の食器などに使われるものと同じ強化加工が施されていて、通常のグラスよりも割れにくい仕上がりになっています。
グラスの容量は子どもの飲み切りサイズ
同商品の開発を担当した伊藤さんは、「どうしてもガラスというのは、“子どもから遠ざけたい”というのが、親の正直な気持ちですよね。ですが、落とすと割れるということを知ること、それを教えること、物を丁寧に扱うことを伝えていくことは食育につながります」と語ります。
「ガラスはやっぱり天然素材ですから、地面に埋めておけばどんどん自然に還っていきます。それを小さい頃から触らせたいということで、自分の子どもの子育てに対してすごく熱心に考えていらっしゃる方が、『つよいこグラス』にたどり着くようです」
食育につながる「つよいこグラス」
ガラスの器で子どもの感性を磨いてほしいと伊藤さん。
「ジュースや牛乳を樹脂から飲むよりも、グラスで飲むほうが美味しいことを、子どものときから唇で知っていただくというか、ぜひお子さんに使っていただきたいというのが、私の気持ちですかね」
コップだけではなく、ちょっとしたデザートなどを入れられる「つよいこボール」もある「つよいこグラス」シリーズ。
子どもたちに食事の楽しさを
彩りや味わいを通じて食事の楽しさを知り、心を豊かにする「器」。安心安全の設計でつくられたガラスの器は、子どもの食育に大事なアイテムとなりそうですね。
<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/