スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。7月10日(日)の放送は、リスナーから届いた「モヤモヤする悩み」を紹介しました。
江原啓之
◆失敗ばかりでビクビクする毎日…
仕事と自分のことでご相談させていただきたいです。私はずっと小学校の教員でしたが、数年前から教育委員会に配属となりました。先生方に助言などをする立場ですが、頭が悪く、論理的に話すことができず、自分でも何を言っているのかわからなくなる感じです。学校の先生方や職場からも「能なしの役立たず」と思われています。
論理的に話すための本を読んだり、話し方セミナーに通ったりしましたが、数年経った今でも改善しません。職場で話し合う場面でも、自分の考えを何も持てず、ひねり出そうとしても全く思い浮かばず、役立たずの烙印を押され、みじめで消えていなくなりたいと思ってしまいます。
もう教育に対する情熱もなく、毎日が失敗ばかりでビクビクしながら、「どうせ私なんて……」という思いが出てしまいます。自己憐憫はダメだと思いつつ、その沼から抜け出せません。努力をしても、理解力・判断力・決断力などの人間力のようなものや、リーダーとしての器などは身につかないものでしょうか?
周囲には器が大きく“できる人”ばかりで、私は足元にも及ばず、自己嫌悪になります。力をつけて仕事ができるようになりたいです。自分ではどこからどう手をつけて、どうしたらいいのかわからず、対人恐怖気味になっています。江原さんのお言葉を指針にして頑張りたく、アドバイスをよろしくお願いいたします。
◆江原からの“ことば”
この文章の中にすべての答えが出ています! 要は、あなたは頭の中がとっちらかっている。だから惑うんです。自分の職務を忠実にこなせればいいと思えばいいのに、人の目が気になり、自分の劣等感が気になる。そのように、いくつものことが頭の中でぐるぐるしていたら、何も伝えることができませんよ。
おそらく、何かを伝えるにも格好つけようと思っているのでしょうね。知らず知らずのうちに、「他の方々と張り合えるくらいに」とか「同じ器にならなきゃ」とか。それ自体が欲です。言葉は悪いけれど不誠実なんです。職務だけ誠実にやればいいじゃないですか?
劣等感というのは、裏を返せば自分が高みに立ちたいということ。羨望の的になりたいとか、そういったことを裏返しているようなものですからね。「職務だけを忠実にこなせれば、それでいい」と思えばいいんです。何もないなら「ない」と言えばいいのに、何かを作り出そうとするから、訳のわからない話を作らなくてはいけなくなってしまう。
話がうまい人というのは、スラスラ話すだけではなく、端的に話す人。ポイントを箇条書きにして、シンプルに告げていけばいいんです。物事をわかりやすく単純に書いたり、話すことのほうが難しいんですよね。原稿もそうです。長文を書く人が偉いのではなく、短い文章ですべてを語るコピーライターもすごく大事。だからあなたも視点を変えなければいけない。まずは自己改革からです!!
◆江原啓之 今宵の格言
「一番の宝物は時間です。“いのちの秤(はかり)”だからです」
「人生の主人公は自分です。自分で世界を創るのです」
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聴取期限 2022年7月18日(月・祝)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/