手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。8月20日(土)の放送では、東京都が作成した防災アプリ
「東京マイ・タイムライン」について取り上げました。
※写真はイメージです
全国で大雨による被害が相次いでいます。北陸や東北では、線状降水帯などによって短時間に多くの雨が降り、増水や氾濫なども発生。関東では台風8号の接近など、毎年のように風水害の被害は激甚化しています。あなたは、このような災害が起きたときにどのような行動を取るべきか、あらかじめ決めていますか? 今回紹介するのは、東京都が作成したアプリ版の「東京マイ・タイムライン」です。
マイ・タイムラインとは、“あらかじめ災害時に取るべき行動を一人ひとり決めておくこと”ですが、まだまだ認知度が低いのが現状です。日本トレンドリサーチの調べでは、91.6%の人がマイ・タイムラインという言葉を“知らない”と回答。一方で、マイ・タイムラインで行動計画を「作成してみたい」と回答したのは、「作成したことがある」という人を合わせると約70%になります。
これまでは、各自治体でマイ・タイムラインの作成キットやシートを配布したり、Webサイト上の掲載などで普及に努めてきましたが、最近ではスマートフォンからインストールできるアプリ版のマイ・タイムラインが増えています。そのなかの1つが東京都防災アプリ内の「東京マイ・タイムライン」機能です。
作成する際は、チャットボット機能を利用して質問に受け答えしながら簡単に作ることができます。また、気になる場所の災害リスクや要配慮者がいるかいないかを踏まえた、適切な避難タイミングを表示・提案してくれます。さらに、水害リスクマップと連動して、選択した地点の浸水や土砂災害など想定される災害リスクも視覚的に表示されます。
そのほか、河川の氾濫や土砂災害、高潮による氾濫など、風水害を疑似体験できるVR(Virtual Reality・仮想現実)も視聴することができます。どの映像も非常にリアルで“もしもこのような災害が起きたら”と想像を膨らませることができます。
そして、災害が発生したときにも「東京マイ・タイムライン」が役立ちます。大雨警報などの防災気象情報をプッシュ通知で受け取った際、事前に作成した内容に沿って、自分や家族の取るべき適切な避難行動をアプリ内で簡単に確認することができます。
いざというときのために「東京マイ・タイムライン」を利用してみてはいかがでしょうか?
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聴取期限 2022年8月28日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/bousai/