スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月7日(日)の放送は、「考え方が違う人への接し方」をテーマに番組をお届けしました。
江原啓之
◆娘の彼氏のことで悩みが尽きない…
私は昔の人間なので、考え方が古いのでしょうか? 娘と彼氏が結婚前提にお付き合いをしています。お互い30歳前なのですが、貯金もなく同居しています。
また、お付き合い前、彼氏がタトゥーを何箇所かに入れていて、「これ以上は入れない」という約束をしました。娘は、私があまりタトゥーを好きではないことを知っているので最初は隠していました(娘もあまり好きではありません)。でも最近になり、彼氏がまたタトゥーを入れたがっています。もうお付き合いして3年近くにもなり、娘も「さすがに嫌」と伝えたそうです。でも、彼氏は「自分のやりたいことだから」と言って毎日ケンカばかりです。
私は昔人ですから賛成できません。ましてや結婚を考えているならば、なおのことです。ちなみに彼氏は、性同一性障害で手術をして、性別も男性になったばかりです。どうしたら良いのかアドバイスをいただけるとありがたいです。
◆江原からの“ことば”
最終的に本人たち次第。ただ、私が親だったら、相手に「いい加減にせい」となります。あなたは、すごく寛大な親御さんだと思います。性同一性障害を受け入れ、貯金もないのに同居もしている。でも、そもそもこれらのことを認めているのか、(諸々の話し合いを後回しにしていて)ちょっとだらしないのか、どちらなのかご自身たちで考えていただきたいのですが。
そしてタトゥー。今の人の考え方というのもあるけれど、まずは自分自身のやるべきこと、責任を負ってから、「やりたいことはやりなさい」と言うのが当然だと思います。(それを彼が)「自分のやりたいことだから」という言いぐさが気に入らない。それでケンカばかり。これだけ恵まれた家庭で、娘さんと出逢っていることへの感謝がない。その彼は自分しか愛していない。だから自分の好きなようにしかやらないんです。
あなたの“昔の考え…”というのは、二の次の話。娘さんが選んでそうしているのだから、娘さんの責任でもある。だって貯金もないのに同居しているんですよ。最終的にはみなさんの意向で、娘さんが「それでも好きなんだ」と言うのであればそれでいいし、それでうまくいかなくても、それも学び。人は転ぶ権利を持っていますからね。
このままでいったら、常に問題は起きる。けれど「それも良い」と言うのであれば、いいんじゃないかなと思うんです。せっかくメールをいただいたので、勝手なことを言えば、こんなに受け入れてくれているのに、この彼には愛がないなと思います。普通は「自分がやりたいことだから」ではなく、「自分がこうして、やりたいように生きているのは、誰かの愛があるから」ということを理解して欲しいですね。
◆江原啓之 今宵の格言
「相手を変えようとしてはいけません。自分が変わるのです」
「自分自身のフィールドを守りましょう」
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2022年8月15日(月)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ)
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/