ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。10月31日(月)の放送は、「レッテル」をテーマにお届けしました。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭による、本来の姿とは異なる自身の“レッテル”についてのトークを紹介します。その前編。
こもり校長:「レッテル」、周りから見られている一方的な評価、という意味ですが……?
ぺえ教頭:私はオネエというレッテルを貼られるので、「おもしろい」とか「常に明るい」とか「美意識が高い」とか。「女より女だよね」ってよく言われるんですよね。
こもり校長:はいはい。
ぺえ教頭:そんなわけねーのよ。
こもり校長:(笑)。
ぺえ教頭:「おめーのほうが美意識たけーよ」という女がよく言ってくるね(笑)。
こもり校長:なるほどね(笑)。
ぺえ教頭:「メイクすごい上手ですね」とかね。それ、女に言うか? って。オネエだから言うんだろう? みたいなね。校長はありますか?
こもり校長:周りから見られているというのなら、いままでは「自分って“明るい”とか“悩みごとなさそう”とかって言われるんですよ。でもそうじゃなくて……」って言ってきてたんだけど……。
ぺえ教頭:はいはい。
こもり校長:でもこのSCHOOL OF LOCK! で校長になって、ぺえ教頭という人に会って……。「周りからそんなふうに見られてなかったんだ」ということに気づき、そういうものがはがれました。
ぺえ教頭:あら、恐ろしい女に出会ってしまったのね。
こもり校長:そう、人生の分岐点。
ぺえ教頭:思ったよりそう見られてなかったというのは、何をもって思ったの?
こもり校長:教頭に言われるじゃない。「無理しないでよ」とか「疲れたら“疲れた”って言いなさい」とか。
ぺえ教頭:あ~。
こもり校長:生徒(リスナー)のみんなからも、廊下(ツイッター)で「校長、疲れたときは“疲れた”って言ってください」、「しっかり休んでください」と言われるから。俺としては、「いつも明るくて元気ですよね」とか「疲れとか知らないですよね」とか言われると思っていたのに。意外とそんな言葉が並んでいたから、「そんなことなかったんだ」……って。
ぺえ教頭:常に明るい自分が好かれていると思っていたけど、ふたを開けてみたら意外とそうじゃない部分も求められていた、見たかったという人が多いことに気づいたんだ。
こもり校長:そう。だから逆パターンというか。
ぺえ教頭:なるほどね(笑)。それでどうなの? そういうレッテルみたいなものを私にはがされたり自分で考えてみたりして、少しは楽な人生というか歩み方に行きついたの?
こもり校長:いやぁ、それはないね。結果には行きついてないけど……逆に広がったというか、ゴールがより遠くなったというか。ネガティブな意味じゃなくてね(笑)。だから、レッテルってすごいものだと思う。
ぺえ教頭:そうだね。
この日は、エッセイ集『アンクールな人生』を出版したテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さんがゲスト出演。アナウンサーの“レッテル”として「清廉性や品行方正であること」を求められ、私服や発言で指摘された経験もあるとのこと。ぺえ教頭は「最近の弘中さんを見ていると、そういうレッテルから解放されて自由になっているじゃない? だから、私としては、“底知れない恐ろしい女”というレッテルを勝手に貼っている(笑)」と話していました。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/