お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。6月11日(土)放送のお客様は、藤井フミヤさんです。
60歳の誕生日となる7月11日(月)に、東京・日本武道館で“還暦”バースデイライブ「FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY」をおこなう藤井さん。ここでは、ソロデビュー曲「TRUE LOVE」制作エピソードを明かしました。
藤井フミヤさん
1962年生まれ、福岡県久留米市出身の藤井さん。チェッカーズのボーカルとして1983年にデビュー。数多くのヒット曲を世に送り出し、1980年代を代表するバンドに。
チェッカーズ解散後の1993年、ソロとして「TRUE LOVE」をリリース。ドラマ「あすなろ白書」(フジテレビ系)主題歌となったこの曲は、200万枚を超える大ヒットに。以降、「タイムマシーン」「Another Orion」などのヒット曲を多数発表。
また、画家としての一面を持ち、1993年には初個展「FUMIYART‒Take a break-」を開催。2005年の愛知万博「愛・地球博」では、名古屋市のパビリオンの総合プロデューサーを務めました。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」ゲスト:藤井フミヤさん
◆名曲「TRUE LOVE」誕生秘話
藤井:よくね、「もともとソロになりたかったんでしょう?」って聞かれることがあるんですけど、当時はそんな気持ちは全然なかったんですよ。「TRUE LOVE」も全然作る予定はなかったんですよ。解散後はレコード会社に所属していなくて事務所もなく、「イギリスとかに行ってみる?」みたいな話を家族としてたんです。
そうしたら、チェッカーズ時代に所属していたキャニオン・レコード(現ポニーキャニオン)の担当者から「フジテレビで『あすなろ白書』っていうドラマをやるんだけど、それの主題歌をプロデューサーがやらないかって言っている。どう?」って言われたんです(笑)。
川島:そんな気軽に聞くことではないですね(笑)。
藤井:ドラマの原作者の柴門ふみさんとは、もともと交流があったし、本も読んでいたから「いいよ」って言っちゃった。
川島:何も曲ができていない状況で。
藤井:うん。「やんなきゃ」って思って書いたのが「TRUE LOVE」。のちにフジテレビの社長になった亀山千広さんが当時のプロデューサーだったんだけど、曲を渡したら「ちょっとこの曲、弱いな」って言われたんですよ(笑)。
川島:弱い?
藤井:当時はビーイング(ZARD、WANDS、大黒摩季、T-BOLANなどが所属するレーベル)の曲がヒットチャートを賑わせていた時代だったんですよ。「TRUE LOVE」はフォークロックだったから(弱いと)。
川島:なるほど。もっと音を足してほしかったってことですね。もう少しテンポを速くするとか。
藤井:そうそう。でもね、「これしかない」って言ったの(笑)「これしか書いていないから、これでよろしく」みたいな。それを渋々な感じで受け取ったんだけど、曲がヒットしちゃうんだよね(笑)。
川島:「あすなろ白書」自体もすごい人気でしたけども、「TRUE LOVE」は200万枚を超える大ヒット作になりました。
▼60歳の誕生日にバースデーライブを開催!▼
7月11日に(月)60歳の誕生日を迎える藤井フミヤさんが、誕生日当日に東京・日本武道館でバースデーライブ「FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY」を開催します。チェッカーズ時代から現在に至るまでの曲を堪能できる一夜限りの還暦ライブです。
同日17時からは、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで公演の模様を生中継します。
当日は、ファッションのどこかに“赤”を取り入れて、フミヤさんの還暦をお祝いしましょう(例えば、下着が赤でもOKだそうです!)
詳しくは公式Webサイトをご確認ください
https://www.fumiyafujii.net/live/2022/04/07/5950
▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(
AuDee /
Spotify)も配信中です。
本日6月25日(土)のお客様は、声優・小野大輔さんです。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/