吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。10月30日(土)の放送では、「笛吹マスタード工房」の風間早希さんに、「ふえふきマスタード」についてお話を伺いました。
笛吹生まれの「ふえふきマスタード」
栽培の途中で間引く、未熟なブドウを使って、なにか新しい価値を作り出せないかと生み出されたのが、山梨県笛吹市(ふえふきし)生まれの「マスタード」です。
手掛けているのは、地域おこし協力隊として活動していた風間さんらが立ち上げた「笛吹マスタード工房」。
マスタードをイチから企画し、「ふえふきマスタード」として地域のブランドを発信しています。
「ふえふきマスタード」の店先
「まずは、このブドウの果汁を使いたいというところから始まりました。現在の日本では、ほとんどのからし菜が海外産のものなんですが、簡単に育つ植物なんですね。地域のなかに使われていない畑が増えてきているので、そんな土地を使って栽培していくことにしました」と風間さん。
そもそも、マスタードの主な原料は、「からし菜」という植物の種子。日本で売られているマスタードのほとんどは、外国産のからし菜の種が使われているのが現状です。
そこで、「笛吹マスタード工房」では、地域の耕作放棄地を活用して、からし菜を栽培。笛吹市で採れた未熟なブドウの果汁を合わせて、独自のマスタードを作っています。
地産のからし菜&ブドウ果汁で独自の味わいに
「一般的なマスタードは、酢で漬け込んでいることがほとんどなのですが、私たちは、そこに未熟なブドウの果汁を加えているので、酢だけでは出せない、マイルドな酸味が表現できているのかなと思います」
耕作放棄地で栽培したからし菜と、使い道のない未熟ブドウで作られる「ふえふきマスタード」。
「ふえふきマスタード」自慢のサンドイッチ
食べれば食べるほど、“地域の困りごと”を解決に導いてくれているのです。
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聴取期限 2021年11月7日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/